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転生者の珍妙な冒険
革命者降臨
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がった時と比べたら大分地味だ、それでもやっぱり使いやすさは向上してるし、スキルの強さとしても他のスキルと比べても強い部類に入るだろう。

「ならまぁ、良いか・・・・・って、何やってんだオイ!!!」
自分のスキルの性能に気を取られていた間に、あろうことかサリナが自分の剣で喉をカッ捌いて死のうとしていやがった、てかギャラリーもこんななってるなら悲鳴ぐらい上げろよ!!
「おい馬鹿止めろっ!! 俺が何の為にお前と戦って勝ったんだよ!!」
ギリギリで剣を叩き落とし、サリナを羽交い締めにして止めるが、それでもサリナは諦めずにもがいてもう1本の剣を抜こうとしている。
「止めないでくださいっ! 貴方が殺せなかった以上、私が責任を取るしかっ!!」
「だから責任を取る必要なんかねぇだろ!! 大体何で俺を殺すんだよ!?」
「・・・・仕方ないんですよ!!」
サリナはそう言って俺を振り払うと、前髪を上げて額を見せてきた。
そこにあったのは、何か虫のようなヒクヒク蠢く・・・・・。
「それ、は・・・。」
「『肉の芽』、あの方はそう呼んでいました。人の脳に植え付けると、あの方に心酔し忠誠を誓うようになるそうです。」
そう、肉の芽。
ジョジョの中でDIOが花京院やポルナレフ、虹村兄弟の親父とかに植え付けてたやつだ。
だが、それにしてはおかしい・・・。
「じゃあ何で、サリナはそんなに苦しそうに命令を遂行する? アイツに心酔して忠誠を誓ったなら、俺を喜々として殺しに来るだろうよ。」
「それは・・・・、分かりません。ですが、あの方が『お前には何か心に強い、そう、途轍もなく強い想いがあるようだ、それが肉の芽の働きを阻害しているな。』と仰られていました。ですが、『だが、脳を刺激して命令をどうしても逆らえなくする程度は容易い。』とも・・・。」
成程・・・。
「じゃあ、ソレ取ればサリナはこっちに戻って来れるんだな?」
「へ?」
あまりに簡単そうに言ったからか、呆けてるがそんなのお構いなしに星の白金(スタープラチナ)を発現。
お、やっぱり念じただけで100%出るんだな、とか呑気に思いつつも、
「『世界は止まる(スタープラチナ・ザ・ワールド)』!!」
お決まりの文句を叫んで時間を止める。
「成程・・・、この技使ったら精神力関係なしに5秒か。だが任意に止めず5秒経って解除されたら精神力切れでスタンドは出せず、しかも全身に恐ろしい疲労感、任意に解除しても1時間経つまでは5秒―解除するまでの時間しか止められん、か。それでも相当に強いな。っと、ちゃんと肉の芽抜かんとあと2秒じゃねぇか。」
冷静に能力分析してる場合じゃ無かった。
しかし肉の芽で良かった、もっと他の理由だったらどうしようかと・・・。

安堵しつつ星の白金(スタープラチナ)で肉の芽をつまみ、引
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