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魔法少女リリカルなのは 絆を奪いし神とその神に選ばれた少年
第三十五話 過去の思い出
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とかそんな頃のやろか。結構あるんやな。…………え?」
次のページをめくった途端、うちの思考は停止してしまった。
だって仕方ないと思う。そこには
う
(
・
)
ち
(
・
)
と
(
・
)
同
(
・
)
じ
(
・
)
背
(
・
)
丈
(
・
)
位
(
・
)
のリインフォースが優し気な瞳をしてうちと同じくらいの年齢の男の子と一緒に写っとったんやから。その傍には小さなうちもおる。
「これって、何なん……?こんなの知らん。こんなん、うち撮った覚えあらへん!!」
それに、リインフォースはうちと最初に出会った時には既に大人の姿やった!こんな、小さなリインフォースなんか、うち知らん!!
「何なん……?何が、どうなっとるんや……」
うちは恐る恐るその写真を手に取る。何気なく、後ろを見てみるとそこには一つの文が書かれていた。
『全君とリインちゃんが、はやてと遊んでくれた♪』と、書かれている。
「全……って、橘君の事?なんで、ここで橘君が出てくるん……?」
そう言葉にした後、うちの行動は早かった。
SIDE OUT
「ふんふんふーん……ふんふふーん♪」
鼻歌を歌いながら、床に掃除機をかけていく全。
今日は全が前々から決めていたひと月に一度の大掃除の日。
というのも、元来綺麗好きである全はひと月に一度は家の大掃除をしているのだ。
今日はその日だという訳だ。
「これで……終わりっと。うん、上出来上出来。さぁて、地下にこもって特訓でも……ん?」
模擬戦を終えた後、ミサキから「特訓を控えるように。いいな、過度な運動はするなよ!」ときつく言い含められているにも関わらず、特訓をしようとする全。
軽く位ならいいよな?と言い訳をしながら地下室へと向かおうとする全。と、そこに
Prrr Prrr
家の固定電話が鳴る。
「電話?……はい、もしもし。橘ですが」
全は電話に出る。
『橘君やな?』
「その声……八神か?なんだ、何か用事か?」
『用事も用事。大切な用事や、今からうちの家に来て!ええな!今すぐや!!』
「っ……言いたい事だけ言って切ったよ……はぁ、特訓はまた後日だな……」
用件だけ言った後電話を切ったはやてにため息をつく全。
それでも一言も文句を言わず、行こうとするのは全らしい。
迷うことなくはやての家にたどり着く全。
(懐かしいな……ホント、懐かしい……)
懐かしみながらも、家のドアに近づく全。
と、それを予見していたかのように扉が開く。
「………………」
扉の先にいたのははやてだ。そして、なぜかジト目だ。
「な、なんだ、その目は?あまり時間はかけていない筈だが……」
「…………とりあえず、入って」
はや
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