暁 〜小説投稿サイト〜
カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:13 綺場ミツキ
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ないっていうのは本当、故郷で働ける場所を探していたの、そしたらね、向こうのテレビ局から声がかかったの」
今までずっと硬い表情だったアズサが初めて笑顔を見せた
「私は、夢を叶えるために故郷に帰るの」
アズサのその表情にミツキは見覚えがあった
初めて声をかけてくれたとき、最初に出会った時に見せてくれた優しい表情
それを見てミツキはようやく笑顔を取り戻した
「だったらこれが、私からの手向けの花!闇を照らす一筋の光!運命を切り開く希望の輝き!ライド!」
ミツキがライドしたのはアシュレイではなかった
銀色の鎧に身を包む輝く剣を持った女戦士
「導きの宝石騎士 サロメ!」
サロメはパワー10000、パワーが11000のグレード3が多い現状ではそれだけで一歩劣ると考えるものも多い
だが、それを補うだけのスキルがサロメには備わっていた
「サロメのエスペシャルカウンターブラスト、山札からそーどみーをコール、そーどみーのスキルでさばるみーをコール」
2体のハイビーストがサロメとヘロイーズの隣に立ち雄たけびを上げる
驚くべきはここまで手札を1枚たりとも使っていないこと
「さらに手札からシェリーをコール!」
シェリーはグレード1だが条件を満たせばパワー10000でアタックできる
これだけのことを一気にやってのける展開力こそミツキの宝石騎士デッキの力
「シェリーでアタック」
シェリーの放った矢がアウグストを直撃する
【桜の銃士 アウグスト】トリガーなし
「ヘロイーズのブーストしたサロメでアタック!サロメのリミットブレイク!」
パワー+2000、クリティカル+1、それをカウンターブラストなしで行うサロメのスキル
ファイトはまだ序盤、にもかかわらずこれだけの攻撃
「ちょっと待て、あの子のダメージ、まだ3枚だよな?なのにリミットブレイク?」
「よく見ろよ、さばるみーがリアガードにいるだろ、あいつがいると、ダメージ3枚以下でもリミットブレイクが使えるようになるんだ」
ファイトを見物していた男性客がそんな話をしていた
もちろんミツキはそれを見越してそーどみーからさばるみーへの流れを作り出していた
アウグストに向かってサロメが剣を振り上げる、だが………
「完全ガード!」
赤薔薇の銃士 アントニオがサロメの攻撃を阻んだ
「ツインドライブ」
【純真の宝石騎士 アシュレイ】トリガーなし
【誠意の宝石騎士 バートラム】クリティカルトリガー
「効果はすべてそーどみーに、そのそーどみーでアタック」
「ガードよ」
梔子の銃士 アランとリコリスの銃士 サウルがそーどみーの攻撃を阻んだ
「いい攻撃だったわ」
柊の銃士 エルヴィーラにライドしてサロメを見据えるアズサ
「私もね、モデルの仕事がそんなに好きじゃなかったの、でも、あなたのお陰でそ
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