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カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:13 綺場ミツキ
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カードキャピタル二号店
ミツキはこの日近くで撮影があったこともありこちらを訪れていた
「やったー!また私の勝ちー!」
両手を上げて喜ぶミツキに対して負けて頭を抱えるツネト
「っかぁ!ミツキちゃん強いなぁ」
「えへへ、ありがとうございます」
Turn:13 綺場ミツキ
「あいつこれで五人抜きだぜ」
ファイトを見ていた周りの客がざわつく中ミツキはトコハに声をかけていた
「今日はミライさんたちいないんですね」
「うん、地区大会が近いからね、いろんなところのショップ大会に出て備えてるみたい」
トコハの話を聞いてミツキは自分のファイカを見つめる
彼女のファイカもタイガと同じグレード2、モデルの仕事が忙しくあまりクエストを受けられないことが影響していた
本当は自分だって大会に出てみたい、だがそれ以上にミツキはモデルの仕事に誇りを持っていた
「こんにちは」
そんな中店に彼女の母、アムの姿が
「お母さん!」
その姿を見つけすぐさま駆け寄るミツキ
「やっぱりここにいたのね、もう時間も遅いし迎えに来たのよ」
「アム、久しぶり」
そんなアムにあいさつを交わすトコハ、二人は中学時代からの親友だ
「久しぶりトコハ、そっちも相変わらず元気そうね」
そのことに気付いたアムもまたレジにいるトコハの近くへと歩み寄った
「シオンは元気にしてる?」
「忙しい合間を縫って何とか時間を作ってはくれてるわ、まあ、それは私もなんだけど」
そう言ってそばにやってきたミツキの頭をなでるアム
「この子は本当イイ子に育ってくれてるけど、ハジメの方は気が強くて、誰に似たんだか」
アムが冗談交じりにそう話しているとトコハが訝しげな眼でアムの事をじっと見つめていた
「って!なによその眼!」
「ねえねえ、せっかくだからママもファイトしていこうよ」
「えー、晩御飯の支度しなきゃいけないんだけど、今日は久しぶりにお父さんも帰ってくるし」
「私も手伝うからさ」
駄々を捏ね始めた娘にわざと困ったようにするアム
だがミツキの言葉に仕方なく折れたといった感じでファイトテーブルに向かう
「で、誰が相手してくれるのかしら?」
「はーい!わたしがやりまーす!」
「クミちゃん頑張れー」
ファイトテーブルが盛り上がってる中ミツキは携帯が鳴っていることに気付いた
「もしもし………えっ!?」
「ミツキのやつどうしたんだ?」
仕事で忙しい父が帰宅していることもありこの日は家族そろっての夕食
にも拘らずミツキはどこか元気がない
いつもは元気すぎるぐらいでよく世話を焼いた母の親友の影響ではないかと思うくらいなのだが
「ショップまで迎えに行ったときは元気だったんだけど………」
「なんかあったのか?」
既にミツキは寝室で一人眠りについていた
そして思い
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