進路指導のウィザード
次元の狭間本家×外部からの宿泊者達
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
・ピースとなったので、ここにも自室を用意させてあるし部屋数も前より増やした。俺達人間界本家組は荷物が無いので、そのままリビングへと行くとアグニ達が席に座っていた。
『お帰りなさい』
『お帰り』
「ただいまだ、全く今更だが連れてきてよかったのか分からんよ。今の俺は織斑一真としているから、気軽に一真と呼んでくれ。姿も変えているから大丈夫だと思うが」
「確かにな。一真の所為ではなくアイツらが勝手に来たようなもんだ、従姉さんの隣に座っていいかな?」
「いいわよヴァーリ。一応フェンリル達を中に入れたら?」
ヴァーリ達も空いてる席に座るが、これから来る客用のを空けとくので上座と言われた席がとんでもなく離れている。大人フェンリルは最近庭で自由にさせているが、たまには親子であるスコルとハティと一緒にさせた方がよさそうだ。それに三匹が居ればいらない心配しなくて済むし、上座に座って数十分後にやっとリビングへやって来た。
「そしてこちらがリビング兼ダイニングルームでございます」
『広!』
「一ちゃん付近にいるのはフェンリルか、最近見てないがまさか飼い犬のようにしているとは最強の番犬だな」
「まさか家まで負けるとは思わなかったよ。我らの城以上に広いとは」
全員ソファに座ったが、一番奥にいる俺らから離れているけどピンマイク付けてるし聞こえるようにしている。それと時間が掛かったのは、荷物を置いて来てから軽く案内させていたようだが質問攻めされてたようだ。
「お前ら、今回は特別に次元の狭間本家へ来させた。有難く思いながら、この場所が立ち入り禁止区域だと知れ」
「それはどう言う事だ?一見場所が違うだけで人間界本家と次元の狭間本家は同じだろ」
「はぁー・・・・ここは俺らCBの拠点と言う場所であり、お前らが知らないオーバーテクロノジーの塊だからだ。それとここにいるメイドらは劉備や曹操達となっているが、俺達とお前らでは呼び名が違う」
「それはどう言う事なの?一真には言えて私達だと呼べない理由とかあるのかしら」
「例えば愛紗だが、我達は真名を許されているから呼べる。だがお前達は関羽と呼ばなければならない」
「真の名と書いて真名と俺達は呼んでるが、本人が心を許した証として呼ぶ事を許された名前である。本人の許可無しに真名を言ってしまうと、問答無用で斬られても文句は言えない程の失礼に当たる。つまりお前らが許可無く真名を言ってしまうとどうなるか、最悪その首が無くなる事だと思え。真名とはそれ程大事なのだ」
「なるほど・・・・そんなに重要な事があったとは・・・・だから先程からメイド達から睨みやら殺気を感じます」
真名だけでも重要な事で、ここではなく人間界本家の方が良いと言う意味はそう言う事でもある。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ