進路指導のウィザード
一日休養のメイド達×友好同盟と三大勢力の頼み
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、下手な指示がいらないぐらい圧倒的ではありますけど弱点も多いかと」
「確かにな。グレモリーはそうだが黒神はパワーとテクニックの両方を持つ万能チームだし、弱点とか無い悪魔にとっちゃ最強最悪の眷属となっちまった。何せ量産型聖剣エクスカリバーを持つ事自体がイレギュラーで、ハメ技を受けて崩されてもすぐに動く態勢を持つ。ま、グレモリーは自分の弱点を補う努力をしているが現時点のプロプレイヤーは己の実力・戦術を誇りに持ちすぎている。だから鍛錬や修行と言った自身を鍛える事を好まない悪魔は、家の特色と血に流れる才能によって行動している」
「アザゼル先生の言う通りで、眷属の力が足りなければトレードで済ませるしよく行われている。鍛錬や修行と言う概念がないから、ライザーもなかなか根付かない訳か。情愛が深い眷属はグレモリーぐらいで、基本合理的で動いている悪魔は簡単にトレードしようとする。ま、ウチには関係ないし黒神眷属にトレードと言う概念は無いに等しい。悪魔の歴史から見たら異例なぐらいだけど、若手四王は結果を出してるしウチはテロリストが居たとしてもすぐに動けるからな」
アザゼルとヴァーリの話を聞いていた俺だが、現在も就寝中であっても精神体となって皆の付近にいる。アザゼル以外のメンツらは俺が見えているけど、見えないフリをしてくれているので非常に助かっている。
若手を送りたくないサーゼクスであっても、テロリストと戦って冥界の役に立っているのが現状。ま、俺ら次元パトロール隊が出撃すると帰還後一日休暇するようにな。すると嫌な輩からの会話が聞こえてきた。
「協会のランク分け、確認してきたか?メフィストのクソオヤジの所じゃ、今期若手悪魔のランクが発表された途端に話題騒然になったってよ」
「まあな。今回の若手悪魔は何十年の比じゃないぐらいに突出した連中らしいし、一番は黒神だがすぐに断ったらしいぞ。何せ創造神黒鐵だから」
「連なる所から別格だが、黒神眷属は別格所ではないだろう。何せ神を中心となった眷属など聞いた事ないわ・・・・それは置いといて魔王の妹が二人に大王次期当主と獅子王、大公次期当主、グリゴリ幹部の娘、聖魔剣にデュランダル使い、龍王ヴリトラの宿主。他の眷属も化け物揃いだ、コイツらは」
「そりゃ協会の奴らが契約書類を提出する訳だ」
「・・・・『禍の団』の術者達が言ってたが、ソイツらにちょっかいした幹部連中が叩かれて組織は崩壊寸前まで陥った。だが、やるんだよな?」
「おうよ。その『禍の団』から依頼が入ってるから、ついでとしてあちらにいる術者達もやる気だけは満々らしいぞ。フェニックスだけじゃつまらんとか」
「どのぐらい強いか分からんが、黒神以外なら紫炎の姐さん相手だと苦戦するだろうがどんな感想か期待していようぜ」
との事だったが
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