航空自衛隊の装備一覧 2
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、電子光学/赤外線(EO/IR)センサーを搭載し、各センサーは広域に渡っての捜索・監視活動が可能で、高解像度のスポット・モードを使用することもできる。
合成開口レーダーはSARストリップ・モードで1m、SARスポット・モードでは30.5cmの解像度を有する。
地上移動目標識別(GMTI)モードでは、20-200kmの範囲内を最低4ktの速度で飛行し、移動目標の識別を行う能力を有している。
EO/IRセンサーは、
1mの分解能で約4万平方nmに渡っての捜索・監視活動が可能で、0.3mの分解能で最大1900のスポット画像を取得する能力を備えている。目標の探知精度は、半数必中界(CEP)が20mとされている。ブロック30では画像偵察に加えてSIGINT任務に使用する事も可能になり、最新型のブロック40はMP-RTIP(マルチプラットフォーム・レーダー技術挿入計画)レーダーを搭載した地上監視/指揮用のモデルとなっている。
「90式空対空誘導弾」
種類:短距離空対空ミサイル
設計:三菱重工業
ミサイル全長:3.1m
ミサイル全幅:64cm
ミサイル重量:91kg
弾頭:HE破片効果指向性弾頭(15kg)
信管:アクティブ・レーザー近接信管
射程:15km
推進方式:固体燃料ロケット
誘導方式:二波長光波ホーミング(IR/UVH)
飛翔速度:M3
90式空対空誘導弾は、日本が開発した短距離空対空ミサイル。開発・量産主契約会社は三菱重工業。
AIM-9Lサイドワインダーの後継として開発され、より敏感な温度差の検知での目標の捕捉や追跡能力の向上、ミサイル本体の飛翔運動性の向上が図られている。
誘導方式はパッシブ二波長光波(赤外線・紫外線)ホーミング、信管はアクティブ・レーザー近接信管。前部には、ミサイルの運動性を向上させる大きい切り欠きのカナードが装備され、末端に安定翼がある。
日本電気が開発したシーカーが用いられており、ノイズ除去回路と組み合わされることで、光波妨害技術(IRCCM)に対する抗堪性が非常に高いと言われている。
加えて、シーカーの首振り角度が大きく、そのためミサイル先端のドーム部がサイドワインダーより大きい。オフボアサイト能力も高く、
ミサイルの制御には、従来のホットガスを用いたガスサーボ方式と違って反応が早くキメ細かな制御が可能なダイレクトドライブ式電動サーボアクチュエータを採用している。
また、バンク・トゥ・ターン技術を導入し、シーカーも首振り角も拡大して2色赤外線としたことで高い命中率を発揮している。近接信管はシーカーと同様日本電気製でレーザーを用いた光学式である。
弾頭には効率的に大きな攻撃力を
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