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ゲート 代行者かく戦えり
航空自衛隊の装備一覧 2
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1年10月7日に開始された一連の軍事作戦の総称)と、「イラクの自由作戦」(アメリカ合衆国が主体となり2003年3月20日から、イギリス、
オーストラリアと、
工兵部隊を派遣したポーランド等が加わる有志連合によって、イラク武装解除問題の進展義務違反を理由とする『イラクの自由作戦』の名の下に、イラクへ侵攻したことで始まった軍事介入)の間に得た経験から、1つの筐体にさらなる能力を加える必要が明らかとなり、進行中の計画でJDAMキットに精密終末誘導シーカーを備え付ける改良が行われることとなった。


レーザーJDAM(LJDAM)として知られるこの改良は、JDAM爆弾の先端部にレーザー誘導(セミアクティブ・レーザー・ホーミング、SALH)システムを加え、JDAMに移動目標への攻撃能力を与えるものである。レーザーシーカーは、米ボーイング社では精密レーザー誘導セット(PLGS)と呼ばれ、今ではDSU-38/Bで知られる先端のレーザーシーカー部分と、後部のテールキットと先端のDSU-38/Bを弾体の下で固縛し固定するためのワイヤーハーネス部から構成される。


この2重誘導システムは、GPS/INS単独での運用能力も残しているので、レーザー誘導が働かなくてもこれまでのJDAMと同様の精度を持っている。地上部隊が目標にレーザーを当てるだけでGPS機能と連動して目標座標が測定され、そのデジタル情報は、無線で空中のJDAM搭載攻撃機に送信されると人手を介さずにJDAM内に設定されるシステムも開発された。






「GBU-39」

全長:約1.8m

横幅:19cm

重量:約130kg

弾頭:貫通・爆散破片弾(約93kg)

誘導装置:GPS/INSを併用

貫通能力:6フィートの鉄筋コンクリートを貫通可能・3フィートの鋼鉄補強コンクリートを貫通可能

信管:電気式安全発火信管(ESAF)、
操縦席より触発モードと遅延モードが選択できる

最大射程:60海里(110km)


GBU-39は、アメリカ合衆国製の小型航空爆弾であり、精密誘導爆弾(スマートボム)である。この爆弾は、精密誘導装置を備えて滑空する小直径爆弾(SDB)シリーズの1つである。小直径爆弾は、小型であるため爆発力が小さく、破壊力は限定的であるが、目標に対して正確に誘導され、
命中するよう開発製造されている。


ミサイルと違い推進装置は持たないが、
投下時の高度をエネルギーとして投下後に展開する翼で目標までの距離を滑空し突入・破壊する。
このような種類の爆弾は「滑空爆弾」と呼ばれる航空爆弾に属する。爆弾自身が誘導装置を備えて長距離を滑空できるため、発射母機は攻撃目標から距離を置いた安全圏から爆弾を投下することが可能である。
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