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ゲート 代行者かく戦えり
航空自衛隊の装備一覧 2
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程)ARH

飛翔速度:M4


AIM-120 AMRAAMは、
アメリカ合衆国のヒューズ社が開発した中距離空対空ミサイルである。ヒューズ・ミサイル・システムズ社はレイセオン社に吸収合併されたため、AMRAAMはレイセオン社が生産している。航空自衛隊は派生型として、AIM-120B/C-5を試験的に導入されたが本格的な導入はされず、AIM-7F/Mの後継としては国産の99式空対空誘導弾(AAM-4)が採用された。しかし、第4次F-Xで選定されたF-35戦闘機は、胴体内ウエポンベイのサイズが合わないなどの問題があるので、一応採用している。AMRAAMは1975年からスパローの後継として開発が開始された。


1994年には誘導装置に改良がなされたAIM-120B(AIM-120AのWGU-16/Bに代えて、WGU-41/B誘導装置を用いた。WGU-41/Bは、EPROMによってプログラム変更を可能とし、プロセッサーもデジタル化された)が、1996年にはF-22などのウェポンベイに収まるようAIM-120Bの前方のフィンを小型化したAIM-120C(誘導装置にWGU-44/Bを用い、
F-22の兵器倉に3発収容可能とするために中央フィンと後部制御翼の先端を除いて小型化した。C-5は推進ロケットモーターの大型化、誘導部の小型化、対電子対抗手段(ECCM)をアップグレード)が開発された。


AIM-120Cはフィンを小型化した以外はAIM-120Bと同様であり、本来ではF-15やF-16などの非ステルス機にはAIM-120Bが使用され、F-22やF-35などのステルス機にはAIM-120Cが使用される予定であったが、ステルス機の配備・開発の遅れもあり、現在では非ステルス機でもAIM-120Cが使用されている。また、現在は、目標情報のアップ・リンクに対応し、距離を延長する等の改良を施したAIM-120Dが開発され、実射試験を行っている。


本ミサイルの主な特徴は「撃ちっ放し能力」(fire and forget)と「同時多目標攻撃能力」である。


従来の中距離空対空ミサイルの主役であった旧型のスパロー・ミサイルは、セミアクティブ・レーダー・ホーミング(SARH)誘導方式であった。この方式は、
飛翔時の誘導にミサイル外部の助けが必要であり、発射母機のレーダーから目標に対してレーダー波を放射し続け、ミサイルは目標からの反射波をレーダー・シーカーで捉える事で追尾を行い誘導される。


発射母機はミサイルの発射後も敵に向けてレーダー波を放射し続け、ミサイルが外れるか衝突するまでその状態を維持しておく必要があった。従って自機のミサイルが飛翔中は、
基本的に発射母機は回避行動が行えず、
発射母機が誘導を継続する限り敵からの
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