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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic11-A運命の子供たち〜Prinzessin Vivio〜
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みかけた。スバルは少し呆然とした後、「はいっ!」満面の笑顔で頷いた。

「・・・すずかの話だとあとセッテ、オットー、ディードの3名も居るみたい。一度はドクター達がプライソンの研究所から保護したようだけど、残念ながら奪還されたみたい。・・・で、もしかすると、ハイウェイを破壊したハンマーの持ち主がその内の誰かかもしれない」

2m近いハンマーがハイウェイを崩壊させる映像がモニターに流れる。正直「これの直撃は受けたくないな」シグナムの言うようにあの一撃は受けたない。それ程までに強大な破壊力やった。

「プライソンの戦力はこれだけじゃなく、ガジェットはもちろんこう言った航空兵器や陸戦兵器もある。フォワードのみんなは憶えておいてね」

複数のモニターが展開されて、これまでに確認されてる兵器群が表示された。ルシル君がかつてプライソンの研究所から引き出したデータも一緒に出す。戦闘機“シームルグ”。攻撃機“アンドラス”。掩護機“シャックス”。輸送機“マルファス”。装甲列車“ケンタウロス”。列車砲“ディアボロス”。電磁砲“ウォルカーヌス”。名前しか判ってへんけど“アグレアス”や“アンドレアルフス”などなど。

「これって本当ですか・・・!?」

「戦争を起こせそうな程の兵器ばかりじゃないですか!」

「僕たちだけで対処できるんでしょうか・・・?」

「ヴォルテールを召喚すればなんとか出来そうな気も・・・」

フォワード達がざわめく。確かにこんなんがミッドや主要世界に現れたら戦争とも呼べる大事件が起きる。

「もしこの兵器群が出現した際は、聖王教会の教会騎士団全体が協力してくれるように六課と協定を結んでる。そやから安心して、ってゆうのも変な話やけど、私らの任務を全うするようにな」

「「「「はいっ!」」」」

フォワード達が首肯したところで、「もう1つ、覚悟を決めておいてほしい戦力があるの」フェイトちゃんが画像を切り替えた。ライダースーツのような全身真っ黒の服に、ところどころに装着された装甲、フルフェイスのヘルメットのバイザーにも装甲が付けられてて、カメラレンズがいくつか付いてる。

「この人たちが要注意戦力、なんですか?」

「装甲列車や列車砲なんかに比べると大したことなさそうですけど・・・」

「コレはLASと呼ばれる人型兵器ね。戦力としてはそれほどでもないかな。ただ、その正体がエグイというかなんと言うか・・・」

フェイトちゃんが言い淀んだことで、「ソイツら、死体をベースに改造されたサイボーグだ」ヴィータがサラッと引き継いで、LASの正体を伝えた。フォワードは最初、何を言われたんか解ってへんようでポカンとしてる。そやけど、その意味を理解した途端・・・

「いやいやいや! そんな、死体なんて・・・!」


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