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或る皇国将校の回想録
第四部五将家の戦争
第六十三話 貴方がそれを誇りに思うのなら
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事が一つ片付いた」
 ほう、と紫煙を吐き出した豊久はふたたびふてぶてしい笑みを浮かべた。
「――だけどまだまだ俺達の義務は山積みだ、それだけは真実だろう?」

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