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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第十六話 派遣任務 2
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アリサに招かれてコテージに入るアスカ達。
何気ないやり取りが、フォワードメンバーの緊張を解いていく。
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者、始まります。
アスカside
任務は少し休憩してからと言う事で、オレ達はコテージでくつろぐ事になった。
簡単な自己紹介の後、アリサさんがオレ達にお茶を振る舞ってくれたのだが、隊長の友達にそんな事をさせるのも気が引けたので、
「アリサさん。そう言うのは自分達がやりますから…」
と申し出たんだが、強引にイスに座らされてしまった。
「いいから、いいから。私のお茶が飲めないって言うの?」
晴れやかな笑顔でそう言われてしまっては、遠慮するのも却って失礼だろう。
おとなしく御厚意に甘えるとしよう。
まだ緊張の解けないオレ達に、アリサさんは気さくに話しかけてくれる。
オレやスバルはいいが、真面目なティアナやエリキャロには話すきっかけができて助かるな。
そんな事を思っていたら、アリサさんがオレに話しかけてきた。
「えーと、アスカ君って言ったっけ?あなたも大変だよね。女の子ばっかりの所に男一人だと気を使って疲れるんじゃない?」
……男一人?
「「「「………」」」」
その瞬間、エリオに視線が集中した。いや、オレも見ちゃったけどね。
「イヤイヤイヤ、アリサさん?こいつ、カワイイ系の顔してますけど、立派な男ですよ?」
「え?そうなの!」
マジビックリ顔のアリサさん。
まあ、このくらいの男の子はまだあどけない感じだし、それでなくてもエリオは女顔だ。間違えてもしょうがないよな。
「あ、あはは……」
ちょっと引きつった笑いをするエリオ。結構気にしてたからな〜
「ゴメン!エリオ君!あんまり可愛いから女の子と思っちゃった」
「あ、あの!そんなに謝らないでください!気にしてませんから!」
いーや、気にしてるね、あの顔は。でも、本気で謝られると逆にリアルに間違えたと思うから複雑な気分になるよな。
まあ、そんな事もあったけど、色々親切にしてくれるアリサさんとオレ達フォワードは、すぐに仲良くなった。
休憩の後、高町隊長から任務の説明があった。
目標のロストロギア反応があった場所を海鳴市の地図と重ね合わせる。
「動いてますね。そうなると、捜索範囲は海鳴市全域ですか?」
モニターの光の点、ロストロギア反応は海鳴市をウロウロと移動している。
「うん。これが自立移動なのか、誰かが持って移動しているのかは不明」
高町隊長がモニターの光点を指す。経路を見る限りでは、あっち行ったり、こっち行ったりでランダムに移動してい
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