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STARDUST唐eLAMEHAZE
第二部 WONDERING DESTINY
CHAPTER#22
DARK BLUE MOONXIV〜Braze Blood〜
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ッカー選手になるわけじゃありませんからこれじゃあ
突飛過ぎて読者の「共感」は得られません。
では何故この荒唐無稽な主人公の「目的」が読者の「共感」を呼び、
私達は5部のキャラクターやストーリーに夢中になったのか?
それはその「目的」を更に掘り下げて
「どうしてジョルノはギャングのボスになりたいのか?」
という問題を作品の中で提起しそれは、
『子供に麻薬を流すような極悪非道な連中を止めるには、
自らがギャングのボスになり組織を乗っ取るしかない』
という解答をジョルノ自身に言わせ、
ソレは紛う事なき『正義』なのですから読者の「共感」を生み、
さらに「15歳の少年がたった一人で大規模なギャング組織を乗っ取る」
という壮大な「夢」がその共感を煽るからです。
シャナ原作のようにただ漠然と
「フレイムヘイズになる」「なってその使命を果たす」と
洗脳された莫迦の一つ覚えのように言っているのではなく、
きちんと読者に「共感」してもらえるよう
その「理由」「動機」を明確にして
作品を楽しんでもらえる配慮を一切怠っていないからです。
誰も弱者を甚振って弱い者からなけなしの財産を奪うジョルノ等
見たくはないでしょう。
(「共感」とは違いますが“もしかしたらそうなるかも?だってギャングでしょ?”
という危機感やスリル感は却って読者の「興味」を引き作品にのめり込ませます)
コレをどっかの莫迦に描かせたら「ギャングは悪だ」
というお決まりの典型例に堕し、
敵も無実の人間も平然と殺して素知らぬ顔しておきながら、
何故かトリッシュとの恋愛にだけはしどろもどろになって醜態を晒すという
途轍もない超駄作が完成していたと想います。
(まぁそんなモン読むまでも無く〇ッシュートでしょうが・・・・('A`) )
兎に角、「作品」、正確には「発表して誰かに見せる作品」にとって
一番大事なのは「読者」であり、
その「読者」の気持ちも解らない、解ろうともしない
最低限の想像力すら持ってない者は、
作品を描く「資格」が無いというコトかもしれません。
ソレでは。ノシ






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