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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第242話
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る時間軸のルフィナ”を貴女が連れてきた訳ではありませんわよね?」

「あ、当たり前だよ〜!」

「それじゃあ彼女は一体………」

「………………」

もう一人のルフィナの登場にケビンは絶句し、リースは信じられない表情で声を上げ、エステルは混乱し、フェミリンスに視線を向けられたミントは疲れた表情で否定し、ヨシュアは戸惑いの表情でルフィナともう一人のルフィナを見比べ、、ルフィナは呆けた表情でもう一人のルフィナを見つめていた。

「ハハハハハハハッ!予想通りだな!お前があんな呆けた顔をして口をポカンと開けている姿は私も初めて見たぞ!」

「貴女ねぇ………」

「え、えっと………」

「あの〜、総長〜?今はそんな事を言っている場合ではないのですが〜?」

ケビン達の反応を見て声をあげて笑っている様子のセルナート総長をもう一人のルフィナはジト目で見つめ、ロジーヌと共に困った表情をしたトマス教官がその場にいる星杯騎士達を代表して指摘した。



「クク、守護騎士(ドミニオン)第一位して星杯騎士団総長にして、”星杯騎士団最強の使い手”――――”紅耀石(カーネリア)”アイン・セルナート。なるほど、アンタなら”コイツ”を使って更に”全部”をさらけ出してもアツい戦いが期待できそうだな……!」

その時マクバーンは不敵な笑みを浮かべた後全身に膨大な黒き焔を纏い、自らを”焔”を纏った”魔人”―――”火焔魔人”と化させて更に片手から黒き焔の魔剣を顕現した!

「黒き焔の魔剣……!?」

「一体どういう事でしょう……?魔剣(アングバール)はリウイ陛下との戦いによって失われたはずですのに何故あの魔剣が今も”劫炎”の手に……」

「恐らく自身の異能である”焔”を剣へと顕現化させたのよ………!」

マクバーンが持つ剣を見たガイウスは驚き、シャロンの疑問に対してクロチルダは自身の推測を厳しい表情で答えた。

「クク、そっちも出し惜しみをせずとっとと”聖痕(スティグマ)”を解放しろ、”紅耀石(カーネリア)”!」

「フッ、そうせっつかなくても元々そのつもりだ。」

マクバーンの催促に対して不敵な笑みを浮かべて答えたセルナート総長は自身の”聖痕”を解放して莫大な霊圧をさらけ出し始めた!



「何て霊圧………!」

「戦闘能力不明………!この力……間違いなく団長以上………!?」

「”試練”の時に戦った”蒼の聖典”とは桁違いだよ〜!?」

「ま、アインは正真正銘の”化物の中の化物”だからな。同じ”化物”クラスの守護騎士(ドミニオン)でもアインじゃ比較対象にならねぇよ。」

「ハハ、”試練”の時に彼女が出てきたら間違いなく私達は絶対に負けていただろうね。」

「ええ……私達では彼女には”絶対に
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