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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第242話
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うな半人前の騎士如きがお目にかかれて光栄です、我らが主神――――”空の女神”エイドス様。」
トマス教官はいつもの調子でリィン達に声をかけ、ロジーヌはリィン達に微笑んだ後エイドスを見つめて会釈をした。
「ト、ト、トマス教官〜〜〜〜!?」
「それにロジーヌさんまで……!まさかロジーヌさんも”星杯騎士”なのですか……!?」
一方トマス教官とロジーヌの登場に信じられない表情で声を上げたアリサの後に声をあげて驚いたエマは信じられない表情でロジーヌを見つめて問いかけた。
「はい。私はライサンダー卿の”従騎士”です。………今まで黙っていて申し訳ありませんでした。」
「ええっ!?じゅ、”従騎士”って確か”
守護騎士
(
ドミニオン
)
”を補佐する星杯騎士だよね!?」
「おいおい……!と言う事はまさかあんたは………!」
ロジーヌの説明を聞いたミントは驚き、トマス教官の正体を察したトヴァルは信じられない表情でトマス教官を見つめ
「ふふ……改めて名乗らせて頂きます。七耀教会・
星杯騎士団
(
グラールリッター
)
所属――――
守護騎士
(
ドミニオン
)
第二位、”匣使い”トマス・ライサンダー。それが私の正式な身分と渾名です。」
「―――私の身分は”従騎士”。先程ルーハンス卿が仰ったようにライサンダー卿をサポートする星杯騎士見習いになります。」
「ちなみに補足しておくと
守護騎士
(
ドミニオン
)
の”第一位”のアインが星杯騎士団の総長であるように、ライサンダー卿は”第二位”である事から星杯騎士団の副長よ。」
トマス教官とロジーヌはそれぞれ自分達の真の身分を明らかにし、ルフィナはトマス教官の説明を補足した。
「ええええええええええええ〜〜〜〜っ!?」
トマス教官とロジーヌの正体を知ったリィン達は声をあげて驚き
「フッ、予想通りの反応だな。この様子ならばケビンとリースもそうだが、”お前自身”も期待通りの反応をするだろうな。何せこの私ですらも驚いたくらいだからな。」
「へ…………」
「そ、総長………?」
「アイン?一体誰と話しているのかしら?」
リィン達の反応を面白そうに見ていたセルナート総長がある方向に視線を向けてある人物に話しかけ、その様子を見たケビンとリースは困惑し、ルフィナは戸惑いの表情で訊ねた。
「ええ、なんせ”かつての私自身”が驚いたのだから、間違いなく驚くでしょうね。」
するとその時セルナート総長達の背後から何と”もう一人のルフィナ・アルジェント”が姿を現した。
「な――――――――――」
「ル、ルフィナ姉様がもう一人………!?」
「ど、どどどどど、どうなっているのよ〜!?」
「……まさかとは思いますけど、”今ここにいるルフィナとは異な
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