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カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:12 安城マモル
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トとして呼ばれてるんだ、すまない、いつものステージ控室でお願いできるかな」
マモルの言葉に一瞬キョトンとするタイガだったが
「お、そういえばモデルやってるんだったな」
「そういうこと、荷物置いたら私も手伝いますね」
そう言って控室へ向かうミツキ

当日もスタッフとして忙しく働いていたタイガ
「お疲れさま」
仕事がひと段落し腰かけていたタイガの下へマモルがやってきた
「休憩がてらどうだろう?これからみんなのお昼ごはんを買いに行くところなんだけど」
そう言ってマモルが外の方を指さした
「せっかくイベントに来たんだから、楽しまなきゃ損だろう」

「純真の宝石騎士 アシュレイで貴方にアタック」
アシュレイにライドしたミツキがバットエンド・ドラッカーにライドした男性に剣を振るった
「やっぱりかわいい」
そう言って倒れた男性はスタッフに支えられながら退場していく
「ん?」
ミツキは列に並んだお客さんの対応をしていたがマモルと歩くタイガの姿を見つけそちらに意識が行ってしまう
「必中の宝石騎士 シェリーでお願いします」
「あ、ハーイ」
が、そこは幼いながらもプロ
お客さんの声に答えすぐさまデッキからカードを取り出した

「ここだよここ」
マモルに連れられタイガがやってきたのは行列のできている屋台の最後尾
「やっぱり混んでるなぁ、ここ毎年盛況なんだよ」
「でも、わざわざマモルさんが買いにくる必要あるんですか?ここの責任者なんですよね」
タイガの問いかけにマモルは一瞬目を見開くと小さく笑う
訳が分からずタイガが首を傾げていると
「ごめんごめん、昔似たようなこと聞かれたんだけど、僕はこういったイベントを通して、いろんな人にヴァンガードを知ってもらいたい、ファイトは決して一人ではできない、だからこそ、こういったイベントを通して、新しいファイターとの出会いが、その人の世界を広げるきっかけになったらと思うんだ、実際君とも出会えたしね」
そう言ってタイガに笑いかけるマモル
しばらくして列が進んでくると屋台の中で調理する見覚えのある赤い髪を見つけ目を丸くするタイガ
「あれっ!?」
「あ、あなたも来ていたのね」
ミライはタイガに気付くと驚いたといった様子で目を丸くする
「やあミライ、頼んでおいた分用意できてるかな?」
そんなミライにマモルが親し気に声をかけるとミライは屋台の奥からたくさんの袋を取り出した
「はいマモル伯父さま、支部のみんなやクエスト協力者の分のドラゴンエンパイア焼きです」
「ありがとう、わざわざすまないね」
「………ん?伯父さま?」
タイガは目を丸くしながらミライとマモルを交互に見た
「ええ、マモル伯父さまはお母さんのお兄さん」
「ああ、タイガ君ミライとは知り合いなんだね」
呆気にとられる
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