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立ち上がる猛牛
第三話 二つの過ちその一
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たらな」
「それでチームの戦力がぐんと上がる」
「そうなりますな」
「ほんまにそれだけで」
「チームが変わりますな」
「昔はどんなことしても選手を獲得してた」 
 それこそ監督自ら有望な選手、大学生の彼等に直接会ったり栄養費としてその選手の大学の選手を通じて金を渡したり噂ではヤクザ者を使って話を斡旋したりしてだ、とかく色々な手段で選手を獲得してきた。だから金と権力を自由自在に使えた球界の悪性腫瘍にして戦後日本のモラルの荒廃と腐敗の象徴である巨人が多くの有望な選手をモラルというこの世を形成する価値観の一つを理解出来ない者達しか賛美しない様なやり方で選手達を強奪してその戦力で強くなることが出来たのだ。
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