進路指導のウィザード
本来の任務(2)
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「主様には心配無用。私との間に子が産まれたとしても、我が主との約束を果たす為だ」
「ええ。私達を保護してくれたご主人様との約束を破る何てとんでもないわ」
「もちろんよ。もし子供が居たとしても、一真との約束を破ってしまうような真似は出来ないわ」
「私もだ。子供を宿したとしても、私は蓮華様と共にお守りするのが仕事であり奏様との約束を破るような真似はしない」
「もし私の中に居たとしても、一真と奏様との記憶が最優先だから気にしなくとも良い」
「流石だ、奏を本妻として迎えてお前らを側室として迎えて正解だったわ。と言う事で俺達の新たな仲間を迎えに行くぞ!」
『おおー!』
そう言う事で、コードMBRHから離れてゲートを潜ると恋姫チームには懐かしい場所とされている。何せここには二度と行く事の無い外史とされていたし、大江戸とISの各チームも新たな仲間として迎え入れる準備を軍師組と戦闘組で分かれていた。ちなみに赤子に関しても記憶消去させたので、新たな仲間達に記憶は無い状態としてね。
俺はブリッジに上がってからだが、しばらく進むと桃香達が居たとされる破滅外史付近にポッドを確保していた左慈と于吉。カタパルトデッキを開き、大天使化となった我と左慈らと一緒にポッドを進ませると魏呉蜀に居た生存者を確認。
次々とポッドに入れて、最後の一人である趙忠を回収してから三人でトレミー3番艦へと戻ってきた。一人ずつストレッチャーに乗せるが、まだ俺らと関係を持っていない者らは半透明となっていた。ま、関係を持つ者は意識を回復するまで時間が掛かる。
「久しぶりだな左慈に于吉。恋姫チームを救出し、月中基地本部で一から教え込んだ以来だな」
「お久しぶりです我が主。ええ、私と左慈は各外史へ行き様子見として管理者にて静観してました」
「久しぶりだ、一真。俺と于吉で、各外史での役目をしていたが突如生存者が居た事に関しては俺らでも驚いたさ」
「ま、二人が居てくれたお陰で救助する事が出来た。礼を言う」
「主の願いを叶える為とは言え、礼に関しては素直に頂きましょう」
「アレ以来だが強くなったんだろ?どうだ、俺と一戦やらないか?」
格納庫で様子見していたが、今はそっちよりもアイツらが気になるんで軽くだが模擬戦をやった。道士だが蹴りを主体とした体術を使う左慈は、あれ以来強くなっていたけど俺も強くなっていたから軽く地面に叩き伏せた。
左慈に手をやると素直に掴み、二人は早々とカタパルトデッキから出て各外史への静観任務をするんだと。俺は月中基地本部に連絡すると共に、拠点D×Dへ置いてきた月達に連絡を入れる事にした。
「こちらトレミー3番艦、拠点D×Dにいる月達。応答願いたい」
『こちら次元の狭間本家ですが、無事に任
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