暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜熾鏡符のAGITΩ〜
第二章:放課後のラグナロク/太陽のSURVIVE
MirrorW:悪神と五匹の龍/倒されるAGITΩ
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そらくあの狼が出てくるな

「ふむ、そうか。よろしい。ならば呼ぼう。出てこいッ!我が愛しき息子よッ!」

ロキの叫びに応え、宙に歪みが発生する。
どうやらロキと違う意味で厄介な奴が登場するな…これはまずい!

『なんだ!あのでけえ狼は!?』

『イッセーあれはおそらく 神喰狼(フェンリル)…ロキめ…よりよってこいつを召喚するとは』

『『『―― ッ!?』』』

俺の言葉にラケル以外の全員が驚愕する。

『相棒、奴は危険だ』

『翼、絶対に牙と爪には触れるのは危険ですわよ』

『ラケル、わかってるとは思うけど気おつけるんだよ』

どうやら四天龍たちからも危険信号のお墨付きが出たな

「本来、北欧の者以外には使いたくなかったのだが……
まあ、ほかの者乃血を覚えるのもまたこいつのいい勉強になるだろう」

そういってロキは部長に視線を向ける。
まず狙いは部長か!!

「行け、フェンリル。魔王の血筋を屠れ」

フェンリルは見事な遠吠えのあと、視界から一瞬で消え部長のほうに
向かい襲おうとするが

「部長ぉぉぉぉぉぉっ!!!!」

一歩早くイッセーが部長の前に立っていた

「触るんじゃねぇぇぇぇぇッ!!!!」

一瞬速く、フェンリルの前に立ったイッセーは、渾身の力を込めて、殴った――― だが

「ごふっ」

「イッセー!?」

イッセーは血を吐いていて、鎧に大きな穴が空いていた。
おそらく、殴った時に引っかけられた……

見ればフェンリルの爪に血が着いていた。

「イッセー君、しっかり。直ぐにアーシアさんの治療を!」

「こっちです!イッセーさん!」

木場が崩れるイッセーを支え、アーシアの所に連れていこうとするが……

「いや、そうはさせん。赤龍帝はフェンリルに追い付いた。それは恐るべきことだ。
厄介な事にならない内に始末しないといけない」

不味い!! フェンリルは確実に木場より早い!
次は避けられん!!

「行け、フェンリル!!」

再びフェンリルがイッセーたちを襲う前に一足早く俺は加速のカードを使う


『ACCELE VENT』


そして普段の動きが1,000倍になった俺はフェンリルよりも先にイッセーたちの前に入り
フェンリルに残りの加速時間を全部使い連続で殴る

「キャウンッ!?」

すべての拳打が当たりフェンリルは後方にさがった

『木場!早くイッセーを連れていけ。ここは俺が受け持つ』

「わかった!」

俺は木場たちを下がらせロキと対峙する

「貴様、異界の者の分際で我を邪魔するつもりか!」

『どうだっていい、だがお前が今ある平穏を壊そうとするなら俺が
それを止めそして脅威を
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