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ドリトル先生の名監督
第二幕その十一
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どね」
 先生はこのことは少し残念そうに言いました。
「どうやら」
「昔はもうちょっと多かったけれどね」
「君達の存在を否定する人もいてね」
「そうした人が増えてね」
 お静さんはこのことは苦い顔で言います。
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