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ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)・ω・`)ノ
015「妖精さん、羽が大きすぎて困った」
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シルバーは背中の羽を動かす。
とっても間抜けな光景に、ネットの皆は笑う。
『どじっ子属性だ、可愛い』
『妖精さん、可愛いから問題ない』
『地球にお持ち帰りしたい』
「いや、駄目だろ!?
ここで俺が洞窟に入れなかったら、女性たちを助けられないぞ!?
そうなったら、プラチナが悲しむ!」
『さすがの俺でもアドバイス無理』
『ダイナマイトで洞窟の入口を塞げばええやろ?』
「誘拐された女性まで死ぬだろ!?」
『豚の駆除と、女性の救出』
『この二つを同時に達成しようとする時点で、妖精さんに敗北フラグが立っているお』
シルバーは困り果てた。
背中の羽根が大きすぎて入れない。
かといって、洞窟全体をぶっ壊すのは論外だ。豚の駆除方法としては最適なのだろうが。
(羽が小さければ……全ての問題が解決するのに。
これじゃ、プラチナと一緒に屋内で生活する事もできない……)
そんな時だった。ネットから救いの声がやってくる。
『俺、地球で妖精さんやっているお。
妖精の羽は、魔力の塊だお。
小さくすれば屋内で快適に暮らせるお。
快適ニートライフだお』
「地球にも……妖精がいるのか……?」
『試しにやってみればいいお』
〜〜〜〜〜〜〜
10分間、洞窟の入口前で、シルバーが苦闘した結果!
『サイズ調整可能とかwwwww』
『ちょwww完全に羽が道具扱いじゃんwwww』
『どんな構造になってるのwwwwそれwwww』
なんと、シルバーの背中の蝶蝶の羽が、手のひらサイズになった。
その代償に、空を飛ぶ機能はなくなったが、身体を早く動かす事ができる。
シルバーは再び、両手に自動拳銃を構えて格好つけた。
「準備は整った!
これから俺、屋内戦闘してくる!」
そのまま、洞窟の入口に入ろうとすると――
『妖精さんちょっと待った。
あ、返事はしなくて良い』
その言葉に、シルバーは足を止めた。
『普通、こういう地下での戦闘は、交通の要所や、入口近くに伏兵を置いておくんだ。
そうすると最小限の人員で、効率よく奇襲攻撃が可能になる』
(なるほど……)
『つまり……入口のすぐ近くに豚人間が隠れていると思う。
俺なら絶対、そこに伏兵を置く』
シルバーは、拳銃を左手に持ち、ネット通販から破片手榴弾を購入して、右手で掴む。
即座に安全ピンを口で外して、手榴弾を洞窟の中へと、景気よく投げ入れた。
『ちょwwwアドバイス受けて、すぐに手榴弾を投擲とかwww』
『本当に躊躇しないショタ娘ねっ!』
手榴弾が、硬い岩の上で転がる音が響いた後に『洞窟内に隠れていた豚人間』の反応が返ってくる。
「ぶひぃぃぃぃぃ!妖精娘に最初に種
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