第五章
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「思わなかった」
「全くだ」
二人でこうした話をするのだった、これは家族にとっては思いもよらぬ誤算だった。来た嫁が恐ろしいまでの美人で息子がその嫁を惚れさせるどころか篭絡されるまでに惚れ込むとは。
しかしこの嫁は心根がよく夫に言うことは言うがしっかりと立ててしかも入った先の家族の言うこともよく聞いて働き者で。
「あの嫁ならいいか」
「そうだな」
二人もこう思うのだった、何はともあれ良妻を迎えられたことにほっとしてもいた。
ミシュラー 完
2016・8・28
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