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カシュック=オユヌ
第三章
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てヤシュムを見てなのでした。
 その性格がいいことを確かめてさらにです。
 何度も何度も見てです、そのうえで言いました。
「確かにね」
「はい、いい娘ですね」
「うん」
 その通りと答えるのでした、アリババにも。
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