重加速を調べるのは誰か
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ウタさんもどんよりにあったていうのに、ただの気のせいだって…」
「あの人、かなり頑固だからね」
はやては何度かオウタと会ったりしていて、彼の性格をそれなりに理解していた。
「それにしても、中央にまで現れるなんて…」
「で…その事なんだけど…」
「なに、ヴァイスくん?」
「俺…怪人が人間に変身するところを見て顔も覚えたので、明日調査しに行ってもいいっスか?」
なんとヴァイスはロイミュードの調査に行きたいと言い出した。
「ええ!ヴァイスくんが?」
「いきなりで驚いてるけど、どうやら怪人は俺を狙ってる可能性が高い。だから俺に行かせてくれませんか?」
なんとか探しに行きたいと必死に頼み込む。しかしロングアーチに危険な目を合わせたくないと考える3人。だけど、丁度隊長室にフォワードがやって来た。
「はやて隊長。お帰りなさい!」
「どんよりが起きたって聞いてましたけど、大丈夫でしたか?」
「でも、はやて隊長もフェイトさんも無事みたいですし」
「本当に良かった」
それはフォワードのスバル・ナカジマと、ティアナ・ランスターと、エリオ・モンディアルと、そしてキャロ・ル・ルシエと彼女のパートナーのフリードリヒ。なのはの訓練が終わって休憩してたが、どんよりを受けたと聞いたので尋ねに来た。
「ええ、でもやっぱりヴァイスくん1人だと……ん?」
するとなのははティアナの顔を見始める。
「あの、なにか?」
「……良しティアナ、ヴァイスくんと一緒について行きなさい」
「「「「「「え?!」」」」」」
突然の思いつきにヴァイスとティアナはもちろん、フェイトやスバル達も驚いてしまう。
「ちょっとなのはさん…いきなりなにを?」
「いや…だって君1人じゃあ、なんだか不安だしね」
「だからって、どうして私なんですか?」
「そうだよなのは、まだ彼女は訓練中の…」
いきなり一緒に行動しろと言われて、ヴァイスとティアナは混乱してフェイトも危険だと反対する。
「だからだよ」
「「「え?」」」
「ティアナはたしか、フェイトのような執務官希望だったよね?」
「え?ええ」
「たしかに危険かもしれないけど、執務官になるとしたら多少危険でも経験を積まなければね」
なのはの言う通り、ティアナはフェイトのように執務官という役職になりたがっていた。故に一度、現場で実戦経験を積ませようという考えだった。
「たしかにな。フェイトちゃんのような執務官になりたければ…実戦を積まなきゃならんしな」
「ちょっ、ちょっと。2人共!」
「そうだぞ。これは俺1人で!」
「でも、決めるのはティアナだからどうするの?」
ティアナはどうしようかと考えた。彼女はいつか執務官になるという夢を持っていて、なんとしても
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