暁 〜小説投稿サイト〜
カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:11 タイガVSカムイ
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ル】

「負けちまったか」
俯いて盤面を見るカムイ、そんな彼の肩をエミが叩いた
「残念だったね、でも見て」
顔を上げてカムイが見て見ると楽しそうに話すメグミとタイガの姿
「いいこと言ってるつもりかもしれないけど、あれ聞いてる方はすっごい照れるから」
「ん?そうなのか?」
その光景にただ呆気に取られていたカムイにハジメが声をかけた
「俺も、どんどん強くなっていくあいつに刺激された、あいつと一緒なら、俺ももっと先に行ける気がした、だから俺はあいつとチームを組むんです」
そう言ってハジメもタイガたちに歩み寄り話に加わった
「私たちきっといい結果を残して見せるから、だから見ていてよ、お父さん」
メグミのその言葉を聞いてカムイは小さく笑った
「そっか、メグミが産まれて、ヴァンガードはじめて、毎日楽しそうで、俺の役目は終わった気でいたけど………」
エミの手を握り笑いかけるカムイ
「まだ、終わってなかったんだ、俺にもまだできることがある」
カムイのその言葉にエミも笑顔で返した

「「「おおーっ!」」」
ファイカの画面を見て思わず声を上げる3人
難関クエストをクリアしたことで一気にグレード2の半分ほどまでポイントが貯まっていた
「お前らならきっといいところまでいけるぜ」
そう言ってタイガとハジメの肩に手を置くカムイ
「がんばれな、あと………」
彼らの耳元まで近づくカムイ
「メグミの事、守ってやってくれな」
再び立ち上がったカムイは嬉しそうに手を叩いた
「よーし、せっかくグレ2に上がったんだし、うちでお祝いでもすっか」
「いいわね」
カムイの言葉に便乗してメグミも声を上げる
だがタイガはファイカを見つめてから顔を上げると
「せっかくですけど、遠慮しておきます、まだスタート地点に立ったばっかりなんで、だから」
そう言って口元を緩めるタイガ
「お祝いはグレ3に上がるまで取っておくことにします」
そんなタイガの言葉に満足したのか笑顔で彼の肩を組むカムイ
「もぉ、お父さんったらはしゃいじゃって」
「いいんじゃない、そのほうがずっとカムイらしいもの」
「メグミを泣かせたら承知しねえからなぁ」
「ちょ、カムイさん、痛いです」
一人盛り上がるカムイに戸惑うタイガだった
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ