暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic10-B機械仕掛けの少女〜Team Sycorax〜
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「おう。・・・ん? あぁ、あのガキか。手加減した上にギリギリでシールドを張りやがった。骨折はしてねぇだろうが打撲でしばらくは動けねぇだろ」
エリオがガキ、この前の一件でアリシアを撃墜した子供を心配そうに見てたからそう伝える。ぐったりしてるガキを見てたら「ヴィータちゃん!」リインに呼ばれたからそっちを見ると、「クイント准陸尉・・・!?」が居た。
「准陸尉? 私は管理局員だったことなんて一度もないんだけど?」
スバルとギンガが膝をついてるってことは、クイント准陸尉?がやったことになるわけだが・・・。
(外見がそっくりなだけの偽者か? それとも実は生きてて洗脳されてる・・・っつうのがアタリっぽいな)
実際にアギトがレーゼフェアの魔術で記憶の改ざんをされてる。それに信じてぇ、クイント准陸尉は生きてたって事実を。
「ま、とりあえずアンタ達は公務執行妨害含めての現行犯だ。大人しく武装解除して投降しろ」
「それは困るな〜。さすがに捕まっちゃうとプライソンに怒られるし、メガーヌの娘たちが捕まると、メガーヌも悲しむだろうし」
「「メガーヌ・・・准陸尉・・・!?」」
MIA扱いのメガーヌ准陸尉の名前がここで出たことにも驚いたが「それに娘だと・・・!?」さっきぶっ飛ばしたガキを見る。メガーヌ准陸尉の子供は確か双子の女の子だったはず。じゃあ、リインが捕獲した2人の内1人も・・・。
「撤退!」
クイント准陸尉がそう叫ぶと同時、あの人のすぐ側にさっきぶっ飛ばしたガキが音も無く現れて2人揃ってまた一瞬で消えた。リインの方も「逃げられたです!」氷の檻を解除、そこには誰も居なかった。やられた。
「とにかくレリックは確保できたわけだな」
気を取り直してあたしがフォワードに向かってそう言うと、「はい、なんとか・・・」ティアナはケースを開けて“レリック”を見せてくれた。問題は子供の方だが・・・。
「まずは地上に出るぞ。レリックだけでも確実に回収だ。子供については他の陸士隊の協力して探してもらう」
「「「はい!」」」
ティアナとエリオとキャロはすぐに返事をしたが、スバルとギンガだけは無言だった。返事をしろ、って普段なら怒鳴るが、死んでたはずの母親が敵として現れりゃしょうがねぇ。が、「スバル。ウイングロードで道を作れ。あたしが殿で出る」そう指示を出す。
「あ、え、はい・・・?」
「ウイングロードだ、スバル。外に出るぞ」
「はい、すいません! ウイングロード!」
あたしが突入して来た縦穴に螺旋状のウイングロードを発動したスバル。そんで最初にスバル、ギンガ、リインと続いて「おい、ティアナ、キャロ、急げ!」少し離れたところでコソコソしてた2人を呼ぶ。その2人が駆け上がって行くのを見届け
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