暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic10-B機械仕掛けの少女〜Team Sycorax〜
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「応よ!」「はいです!」
あたし達はしっかり応えて、アイツらの居る地下水路内のプールへ降りるために急ぐ。すでに交戦を始めてるって話だし、「ここ廃棄都市区画だし、地面ぶち貫いてもいいよな・・・?」って直通ルートを造っていいかって遠回りに提案してみる。
『ヴィータ、それはさすがにいくらなんでもアカンよ・・・』
「ですよ、ヴィータちゃん。廃棄されてるとは言え好き勝手して良いわけじゃないです」
「だけどさ・・・」
それでも何とかしてくれないかって頼もうとした時、「っ!?」足元、正確には地下から馬鹿デカイ魔力反応が発せられたと思った次の瞬間、ズドォーン!って大気や地面が大きく震えた。
「なんかヤベぇぞ!」
「フォワード達に何かあったですか!?」
『Sランク魔導師による魔法の影響かと思われます!』
『ヴィータ! さっきの取り消しや! 地面を貫いて地下へ向かって!』
はやての指示に「待ってました!」あたしは“グラーフアイゼン”のカートリッジをロードして、ギガントフォルムへと変形させた。そんで、アイツらの居るプールの直上へ到着して・・・
「ギガントハンマァァァーーーーッ!」
地面に向かって“アイゼン”の一撃を振りおろして大穴を開ける。そこはプールの天井付近にまで繋がる縦穴だった。あたし達はそこを一気に下りつつ、「リイン、敵の位置をリアルタイムで教えてくれ!」そう言うと、「はいです!」リインはあたしの目の前にプール内のマップデータを出して、フォワードとギンガの魔力反応を青、敵の魔力反応を赤で示してくれた。
「リイン、出鼻で挫く! プールに突入した瞬間にリインはこの固まってるSランクとA+ランクの2人を捕獲、あたしはもう1人のSランクをぶっ潰す!」
「了解です!」
――ギガントハンマー――
そしてあたしは“アイゼン”で天井をぶち抜いてプール内に突入。モニターの表示されてる敵を示す赤ポイントを見て、その場から動いてないのを確認。
「リイン!」
「はいです! 捕らえよ、凍て付く足枷! フリーレンフェッセルン!」
砂煙から飛び出してすぐ、敵の顔やら何やらを確認することなくリインに指示を出して、リインは氷の檻に対象を閉じ込める魔法で敵2人を確保。そんであたしはもう1人のSランク、エリオの“ストラーダ”を奪ったと思われるガキに・・・
「テートリヒ・シュラーク!」
「ぐふっ!?」
手加減を加えた一撃を食らわしてやると、ガキは大きく吹っ飛んでプールの壁に激突した。その際、手放した“ストラーダ”が宙を舞ってあたしんところに落ちて来たからキャッチ。そんで「騎士が得物を手放すんじゃねぇよ」エリオに返す。
「あ、ありがとうございます、ヴィータ副隊長・・・」
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