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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第239話
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たに現れた猟兵達の正体を推測したセレーネの推測をヨシュアは真剣な表情で否定し、レーヴェが続きを口にした。

「”リベールの異変”の際に雇われてメンフィルと戦って戦死したって……―――!も、もしかしてロレントを襲撃しようとした時の!?」

「ええ……間違いありません。先程現れた”リベールの異変”で死亡した結社の猟兵達の亡霊の件を考えると彼らが現れてもおかしくはありません。」

レーヴェの話を聞いてかつての事を思い出したエステルは目を見開き、ツーヤは厳しい表情で猟兵達を見つめた。



「あ〜、先に言っておくけどその推測は間違いやで。2年前で死んだ連中は団長も含めて全員成仏しとるで。」

「……この者達はこの城の”力”によって具現化した者達だ。」

「この城の”力”………――――!まさか……!」

「―――ユリスの”負”の力による”記憶の再現”ですか。」

ゼノとレオニダスの説明を聞いてある事を察したルフィナは血相を変え、エイドスは真剣な表情で呟いた。

「そういう事や。ま、さすがに団長は再現したら例え偽物でも、フィーに死んだ団長を会わせるなんて趣味の悪い事をする事になるからしてへんけどな。」

「”鉄血宰相”との”契約(ビジネス)”に従い、少しでもお前達の力を削がせてもらうぞ。」

「ったく、こんな時まで仕事熱心にならなくてもいいだろ……!」

「さすがにここは戦わないと先に進めそうにないわね……!」

それぞれ武器を構えたゼノ達を見てリィン達と共に武器を構えたクロウとクロチルダが厳しい表情で呟いた。

「――――いえ、”ここも大丈夫よ。”」

「ゲ、ゲルドさん?それは一体どういう意味なのですか?」

そして予知能力で今の状況の未来が見えていたゲルドは静かな表情で呟き、ゲルドの言葉にアルフィンが戸惑いの表情で訊ねたその時!



「―――いや、貴様らの相手はセリカ達ではなくこの私達だ。」

「む……?」

「なんや……?」

「ふえ?何だか聞き覚えのある声が聞こえてきました〜。」

「む?サリアもか?わらわも聞き覚えがあるのじゃ。」

「あんた達ね……ご主人様に仕えているんだったら割と頻繁にご主人様を訊ねてくれる数少ないご主人様のお客様の声くらいは覚えておきなさいよ……」

「まあまあ……」

(ほう?クク、まさかこのタイミングで現れるとはの。)

女性の声が聞こえ、声を聞いたレオニダスとゼノは眉を顰め、サリアとレシェンテが不思議そうな表情をし、二人の反応に呆れているマリーニャをシュリは苦笑しながら諫め、ハイシェラは口元に笑みを浮かべ

「――――来たか、レヴィア。」

セリカが静かな口調で呟くとリィン達が来た出入り口とは別の出入り口から神聖
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