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ゲート 代行者かく戦えり
ヘリコプター解説(日本編)1
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初は白、オレンジ、
オリーブドラブの塗装である沖縄塗装が施される予定だったかが、通常の迷彩塗装で配備されている。


そして航空自衛隊向けのUH-60J 救難ヘリコプターは、1988年(昭和63年)度予算から調達を開始し2016年(平成28年)度予算までに72機の予算を計上している。救難隊用のKV-107の後継として、アメリカ空軍のHH-60Aをベースに改良し、
機首に赤外線暗視装置(FLIR)や航法気象レーダー、機体両側面に捜索用バブルウインドウ(半球状に膨らんだ形の窓)や大型の増槽を装備している。


実際の救難現場ではU-125A(航空自衛隊が運用している双発ジェット機の名称)と組んで運用される。長らく救難隊用に白と黄色の塗装であったが、2005年(平成17年)生産分からダークブルーの洋上迷彩塗装に切り替えられ、既存の機体も順次変更されている。また、48-4579号機以降の機体にはチャフ/フレア・ディスペンサーやミサイル警報装置が装備されているほか、アビオニクスも改良されている。これらの機体はUH-60J (SP)と呼ばれ、それ以前の機体と区別されている(SPはSelf Protectionの略)。更に98-4588号機からは空中給油用の受油プローブが装備されている。他にも自衛用の5.56mm機関銃MINIMIの装備も開始されている。


自衛隊特地派遣部隊が現地に持ち込んだヘリの一つで、現地では輸送任務やヘリボーンなど多種多様な任務に行われている。特に多いのが後者で、多少の被弾にはイロコイより強いので良く使用されている。ヘリボーンは輸送機や空挺部隊を使った空挺作戦と比べ、ラペリング(ヘリから降ろされたロープを伝って滑り降りる技術)を例外として特殊訓練が不要なことから、普通の兵員でも実施可能であるなど様々な利点があるので、特地派遣部隊は好んでこの戦法を使用する。






「CH-47J/JA」(CH-47J:48機とCH-47JA:72機で合計して120機)

用途:大型輸送ヘリコプター

製造者:ボーイング・ヘリコプターズ社

乗員:3名(操縦士2名、機上整備員1名)+55名

全長:30.1m(胴体長15.54m)

全高:5.7m

発動機:ゼネラル・エレクトリック T55-K-712A(川崎重工がライセンス生産)

実用上昇限度:2870m

最高速度:282km/h

航続距離:841km(フェリー航続距離:2060km)



CH-47J/JAは、CH-47 チヌークの改良型であるCH-47Dを航空自衛隊と陸上自衛隊が採用したものだ。
基本形となったCH-47は、アメリカ合衆国のボーイング・バートル社(現ボーイングIDS社のロータークラフト部門)で開発さ
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