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ゲート 代行者かく戦えり
ヘリコプター解説(日本編)1
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能力を備えたものの、機銃を省いたロケット弾一本槍の武装であったため、通常、M16サブシステム搭載機のチーム(ライト・ファイア・チーム)とXM3サブシステム搭載機のチーム(ヘビー・ファイア・チーム)を組み合わせての運用が行なわれた。XM3サブシステム搭載機はホッグと通称された。
これらのユニバーサル・マウント用のアーマメント・サブシステムに加えて、
1964年7月にはM75 40mm擲弾銃を機首下面に装備するM5サブシステムが開発され、UH-1Bに搭載された。


その後、より収容力を増強したモデル 205シリーズ(UH-1D/H)の導入に伴い、スリック任務はこちらに任せ、UH-1Bは主としてガンシップ任務に投入されるようになった。ただし、スリック型とガンシップ型が基本的に同一機体であるために、重武装を施したガンシップ型が機動性や航続性能、
速力で劣り、編隊を組んでの作戦行動が困難になるという問題が発生した。


このことから、1965年9月からは、ガンシップ用途に特化した機体としてUH-1Cが配備された。UH-1CはUH-1Bの後期生産型をベースとしており、
モデル 204BのエアフレームにT53-L-11エンジンを搭載しているが、ローターは68cm幅のブレードとフレキシブル・ローター・ヘッドを採用したモデル540とされている。


兵装としては、基本的にはUH-1Bガンシップのものが踏襲され、機首部にはM75 40mm擲弾銃装備のM5サブシステムが、
胴体後部にはXM156ユニバーサル・マウントが搭載された。
ただし、ユニバーサル・マウントに搭載されるサブシステムとしては、M21サブシステムが主用された。これはM16サブシステムのM60CをM134ミニガンに換装したもので、1966年後半から導入された。


また、UH-1Cガンシップにおいては、UH-1BガンシップにおけるXM3サブシステムに相当するものとして、
XM159ポッドが多用された。これは空軍の19発入りポッドを導入したもので、XM3サブシステムよりも収容弾数は少ないものの、これによる軽量化と、ポッドそのものの空力設計が洗練されていたことから、機動性と航続性能への影響が低減されていた。UH-1Cは766機が生産された。


陸上自衛隊は現時点でUH-1HとUH-1Jを132機保有している。87式地雷散布装置を機外側面に取り付けることができる。1972年(昭和47年)からは、機体を大型化しエンジンをT53-K-13Bに強化したUH-1Hの調達に切り替え、1991年(平成3年)までに133機を納入、民間型のB204も販売した。
導入当初はUH-1Bと同様の塗装をしていたが、逐次迷彩塗装に切り替えられている。UH-1Hの最終生産12機は暗視ゴーグル(JAV
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