第8話:万華鏡の少女たちとの出会い、そして〜
[7/15]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ゴメン、そうよね。さて、それじゃあ・・・」
そこで遠坂はイリヤたちのほうに華麗にターンすると、
「初めまして、私は遠坂凛。よろしくね。3人とも」
と、知らない人には誤解を生むであろう笑顔で挨拶をする。
「私たちは一応初めまして、なのかな?えーと、よろしくお願いします。こっちの凛さん。」
「そうね。まあひとまずってことでいいんじゃない?じゃあよろしくお願いね、こっちのリン。あとその猫かぶりは私たちにはしなくていいから。」
「はい、よろしくお願いします。凛さん。」
「ちょっとクロ、さっきの言葉。もっぺん言ってみなさいよ(怒)」
早くも遠坂は素が出ていた。
「落ち着け遠坂、な。余裕を持って優雅たれ、がお前ん家の家訓じゃなかったのか。」
「うっさい!私たちの世界のイリヤ然り、こういうクソガキはいっぺん礼儀ってもんをしっかり教えといたほうがいいのよ!」
「まあまあ。クロも悪意があって言ったわけじゃないんだろ?」
「うん、そうよ。」
「な。クロもこう言ってるし、それに素のお前でいたほうが話しやすいのも事実だろ?それにさ。お前、確か俺に素の自分がばれた時あっさり開き直ったじゃないか。今回もそういう感じで許してやってくれないか?」
「ぐぬぬぬぬ・・・・・しょうがないわね。いいわ、今回は
と・く・べ・つに許してあげる。」
(ふう、どうにかなったな。)
「あの、先輩。私も挨拶してもいいのでしょうか?」
「ああ、いいと思うぞ。人の縁は挨拶から始まるとも言うしな。」
「ありがとうございます。ではーーー」
そしてマシュも遠坂に続く。
「イリヤさん、美遊さん、クロさん、初めまして。私はマシュ・キリエライトと言います。これからどうかよろしくお願いします。」
「あ、はい。改めましてイリヤスフィール・フォン・アインツベルンです。えと、こっちこそよろしくお願いします。マシュさん!あの、その肩に乗ってる生き物、触らせてもらってもいいですか?」
「はい、どうぞ。それに先ほどからフォウさんもイリヤさん達に近づきたがっていたみたいなので、願ったり叶ったりです。」
「わあいやった〜!よろしくね、フォウ!」
「フォウフォウ!」
喜びながらイリヤはフォウに頬擦りする。フォウも、嬉しいといった感じでそれに反応する。
「ふふ良かったじゃないイリヤ。初めまして、私はクロエ・フォン・アインツベルンよ、皆からはクロって呼ばれてるわ。よろしくね。あ、貴方のことこれからマシュって呼んでもいい?」
「はい、いいですよ。」
「私も、改めまして衛宮美遊です。こちらこそよろしくお願いします。」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ