第8話:万華鏡の少女たちとの出会い、そして〜
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ちの味方ってことでいいんだな?」
「ええまあ、そう思ってくれていいですよ。それに今の状態の僕じゃ嫌でもそうするしかないですし。そういうわけで僕はマシュさんたちを守りつつライダーの相手をするとしましょう。なのでお兄さん、貴方はあのランサーと思しきサーヴァントをお願いします。」
「解った。」
子ギルはライダーの相手をすると口にした。ならば俺はクロと遠坂と共に、子ギルに言われた通りランサーの相手をするべきだろう。
「マシュ、所長とイリヤたちを連れて近くに隠れてて欲しい。いいか?」
「はい、任されました。先輩。」
「遠坂は魔術での遊撃、クロは俺と一緒に接近戦。これでいこうと思う。二人とも頼んだ。」
「えぇ、任せなさい。」
撃鉄を下ろす。先ほどの憑依経験を経て総数54本になった魔術回路をフル起動させ干将と莫耶を投影し、走り出そうとした瞬間、ランサーの足元で爆発が起き、ランサーと思われるサーヴァントは少し遠くまで吹っ飛んでいく。
「えっちょっお兄ちゃん今の何?」
「いや俺にもさっぱりだ!ん?アレは・・・」
爆風が収まるにつれ、その向こうに二人の人間が立っているのが把握できた。
「空気を読むってことを知らねぇ奴だな。話し合いの際中は静かにしろって習わなかったか?」
「それに関しては私も全くの同意見だ。」
「ア、アンタ・・・!それに貴方は!」
遠坂が驚きに満ちた声を上げる。当然かもしれない。
なにせこの声、あの姿には聞き覚えも見覚えもある。あぁ、俺たちの知ってるクー・フーリンとロード・エルメロイ2世の声だ。
「おう、久しぶりだな。そこの肌が黒い嬢ちゃんは置いといてその様子だとお嬢ちゃんと坊主は俺を覚えてるみたいだな。俺も何でかは分からねぇがお前さんら2人のことを覚えてる。てことで、ここは共闘と洒落込もうぜ。」
「いや少し待ってくれクー・フーリン。」
「何だ、なんか言っておきたいことでもあんのか?」
「ああそうだ。エミヤ、トオサカ、そして肌が黒いレディ。戦いの邪魔にならないように先に言っておくが私の肉体はどうやらかの中国の名軍師、諸葛亮孔明と一体化しているらしい。私自身、にわかに信じられんがな。」
『「「「ハアアアアァァァ??」」」』
とんでもない発言に本日何回目になるか判らないがまたまた驚いてしまった。
なにせ、マシュだけと思っていたサーヴァントと融合した人間がまだいたうえに、しかもそれが俺と遠坂の魔術の師であったというのだから。
「マシュに続いて教授までデミ・サーヴァント化って・・・・・ハァ、今日はサーヴァント化のバーゲンセールか何かなのかしら。」
『いや・・・違うな。これは、恐らく疑
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