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無限遠のディバインゼルク
第2話『ハジマリ・後編』

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ー今俺は何故か訓練施設にいた。「どうしてこうなった…?」遡ること数時間前。教室に戻るといきなり教師から告げられた。「はい、担任の佐野だ、よろしく。突然だが、お前らには今から訓練施設に行ってもらう。そこで自身の身体測定や、能力測定をしてもらう。」ここまでいった辺りで一人の生徒が立ち上がった。ヤンキーのようだが…?「はぁい、せんせぇ、能力測定って、やる意味あるんスか?俺この通り火ぃだせるンすよ〜…」そう言うとそいつは手からチャッカ○ン程度の火を出した。佐野は「あぁ?そんなチャッカ○ン程度の火で化け物を倒せると思ってんのか?」と言っていた。「は!?…ってめ!ナメてんじゃねーぞ!?…」ヤンキーはキレて佐野に火を飛ばした。「…ナメてんのはテメェだ。ここは普通の高校とは違うからな、あんまり調子こいてると消し炭にすんぞ?」佐野は途端に業火の火柱で自身の周りを囲った。「なっ!?…す、すいません……」「分かればよろしい、さて…じゃあ早速行くか、訓練施設。」ーそして現在に至る。因みに身体測定は測定済みだ。「ねぇねぇ、零哉!能力測定楽しみだね〜♪」「あ?あぁ…そうだな…」「なに?楽しみじゃないの?零哉の凄さ披露できるチャンスだよ!?友達もできるって!」「…うるせぇ、誰がぼっちだ。別に能力は見せびらかすもんじゃねーだろが…」俺がそういうと楓は両頬を膨らました。「むぅ〜、いいもん、私だけ目立っちゃうもーんだ!」「静かに、只今より能力測定を行う。一列に出席番号に並べ!」そんなこんなで俺に番が回ってきた。

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