第一部:ゲート 開けり
我らレジスタンス組織「自由の民」
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々の事をご主人さまとしてご奉仕する事になるのだ。これほど痛快で爽快な光景は、生まれて初めて見るもので今後二度と見れるものではないだろう。そう思うと胸が非常にワクワクしてくるのを感じてしまう。
そんな従来なら妄想にしか過ぎなかった未来がもうすぐ現実となる。彼の心には大いなる喜びと、
そして小さな憐みの心の2つで埋め尽くされていた。これから様々な地獄を見るだろう「帝国」の民に対する憐れみと、
いけ好かない皇族や貴族たちを見下しながら好きなように奴隷として扱い、栄光の日々を送るだろう祖国の栄華をこの目で見れる喜びが。
ふと空を見上げてみると、こちらに向かう際には曇り空であったのに今では雲一つない青空が広がっている。それを見てつい祖国や己を神々や天が祝福してくれているのかと思いながら、彼は祖国への帰路についた。
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