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ヨハンだがこんな状況を覆す
迦楼羅と思うか、不吉な八咫烏と捉えるか
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 『この場所は共感覚の延長。そして君に伝える事がある』

 『ヨハン・ゾルダーク』

 『セルゲイ大佐から君の事を頼まれた。そして、それには一芝居うつ必要がある』

 『了解した。方法のイメージもこちらに伝わっている』


俺はピーリスに向けて、感覚を使い、通信を使わずとも彼女に情報を伝えたのだ。

 「く、すいません。撤退するぞハレヴィ准尉」


 ジンクス等が撤退し、暫くは力を抜いてピームサーベルを交差させていたがネーナからの通信で武器をしまう。
無論、すぐにCBのガンダム達が来て、ピーリスの機体に銃を向けようとしたが俺の説明で納めてくれた。
それとミハエルだがオートマトンを何体か鹵獲。あとは破壊したそうだ。
しかし、予想した被害よりは規模を小さくできたのは幸いだ。彼らには悪いが


一方、刹那とマリナ

 「まもなく、アザディスタンだ」

 「大丈夫かしら…」

マリナは不安そうな表情だ。だが不安は的中する。

 「そんな!アザディスタンが…」

 「燃えている、この規模テロではない…ハッ!」
刹那が捕らえた機体。それは、スローネの後継機と思しき機体。

 「あれは…ガンダム!」


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