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ヨハンだがこんな状況を覆す
考える事を放棄した人間は動物に劣る
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したようだ」

 「漸くか、少年。ヨハン彼らの動きは」

 「勿論観察は続けている。で、そろそろ出発するぞ」

 「承知した。」

 グラハムとヨハンが見上げるそこには、グラハムの専用機。
モデルはZZガンダムとシナンジュ、そしてフラッグのフェイスを使用した可変機。
シャープなフラッグフェイスが彼らに反応し、輝いて見えた気がした。




 刹那達が、アレルヤを救出する作戦を行い、アザディスタンの王女マリナ・イスマイールを一緒に救出した。
そんなCBの彼らは、水中を潜航している。

 
 「助けて戴いた事、そして五年前…アザディスタンの内紛を止めて戴いた事。本当に有難うございました。
 戦いを行わずに、内紛を止めた…あの行為はとても素晴らしい物だと思います」

 「そんな事はいい…これからどうする」

 「アザディスタンに戻ります」

 「無茶だろ…」

 「保安局がくる…」

刹那が、そう言葉にしティエリアも言葉を重ねようとした時。通信が入り、FFの三人兄弟が来るという知らせが入った。
 

 「今の通信で言われていた人達は…」

 「同盟を組んでいる、組織の上位三人だ」

沙慈はイアンに彼らの事を聞いていた。

 「まさか、ルイスをやった人達?!」

 「いや、違うな。こればかりは本人達に聞いてもらう他ないがな。だが普通の奴らよりよっぽど考えている」

 「考えている?」

 「あぁ、色々な事を…な」

―――――――――――――――――――――


 「来た様ね…」

リーサは、目の前のモニターを見ながらつぶやく。

 「スメラギさん、彼らから通信で拠点に案内するとの事です」

 「助かると伝えて。それに彼らの拠点は凄いわよ、少し気分転換できるかもね」

 「そいつは楽しみだな」

プトレマイオス2、GNバンガードは集合した海域から離れていった。


 プトレマイオス2は、MAトリロバイトの攻撃により穴が開いており、タチコマ型HARO達を借りてイアンが補修を進める。
タチコマ型HARO、これ以後略してタチハロを初めてみた者は興奮していた事を報告しよう。

そんな中、ヨハン達が顔を合わせているのは沙慈・クロスロード。
そしてマリナ・イスマイールだ。

 「ねぇ、ヨハ兄。なんであたし達二人に詰め寄られてるの?」

 「俺達が巨大な武力を持ってる事が気に食わないらしい」

 「君たちがこんな力を持っていたら、また世界は歪んでしまうじゃないか!」

マリナは厳しく見つめるだけだが、沙慈は怒り心頭といった所か。

 「沙慈と言ったな、俺達が武力を持つ事をお前は否定するがな。
 戸籍すらなく、どこの保護も受けら
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