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執筆手記
生存報告的な何か
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「すいません。去年から出血したり止まったりを繰り返して、そろそろ不味いと思い来院しました」

「じゃ、患部を見せて」

「はい、ココなんですけど」

「ふむ? コレね、皮膚が新しくなってる」

「今は血が止まってますから」

「とりあえず二週間分の飲み薬で様子を見ようか」

「はい」


 〜 二週間後 〜


「調子はどうかな?」

「出血は無いですけど、しこりが残ってますね」

「メスを入れた方が早いかな? 専門の病院の紹介状を書こうか?」

「このまま飲み薬で何とかなりませんか?」

「じゃ、二ヵ月分のお薬を渡すから受け取ってね」


 〜 二ヵ月後 〜


「スイマセン。また出血して、お薬飲む前の状態まで戻りました。飲み薬じゃ駄目です。紹介状を書いてください」

「はいはい。コレが紹介状ね、向こうでもお大事に」


 〜 専門病院 〜


「良くココまで放置できたね?」

「一応なんですけど飲み薬は続けてました」

「入院するしかないね、二週間以内に日取り決めてね?」

「え? どれくらいの期間の入院になるんですか?」

「――――三ヶ月かな、入院したら手術の説明して次の日が手術ね」

「…え? 三ヶ月? 入院費はどれくらいで?」

「○○万くらいになると思うよ? あ、コレは手術代が含まれてないから」

「手術代が含まれると、いくらになるんですか?」

「手術代は一定金額を超えると保険で一回分の料金で済むから、キミは五箇所も放置してたから纏めて一回の方がお得だよ」

「…………二週間以内にお金集めて来ます」


 〜 入院と手術説明 〜


「あの、手術後は起き上がったり頭を上げちゃいけないって聞いたんですけど? マジですか?」

「そうですね、麻酔が脳に回ってアレな人になるので、大人しく寝ててくださいね?」

「麻酔って何時ごろ切れるんですかね?」

「半日もすれば完全に抜けるから」

「大人しく寝てます」


 〜 手術後 〜


「あっと言う間に終わりましたね」

「後は退院まで直ですから、明日からガーゼは自費で購入してくださいね、今日までは病院のガーゼを使いますから」

「了解です」

「明日からガーゼは二時間以内に交換してくださいね。清潔にしないと後々辛いですよ?」

「了解です」

「ちなみに、販売ガーゼは、五十枚入り○,○○○円です」

「スイマセン」

「何でしょうか?」

「お名前、『千川さん』じゃないですよね?」

「違いますよ?」


 〜 二ヵ月後 〜


「すいません」

「はい。何でしょう?」

「左半身が何かピリ
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