暁 〜小説投稿サイト〜
IS〜夢を追い求める者〜
第2章:異分子の排除
第33話「秋十ペアVSユーリペア」
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連撃の高速な斬撃を繰り出す。
  ぶつかり合ったのは一瞬。制したのは....。





「....負けちゃった...。」

「危...ねぇ....!」

  ...秋十だった。
  決着がついた。その瞬間にブレードに罅が入る。
  どちらも奥義となる攻撃を放ったのだ。相応の負担がかかったのだろう。

     ―――ワァアアアアアアアア!!!

「っ!?な、なんだ!?」

  試合終了し、試合を見ていた観客が一斉に歓声を上げる。

「あ、あはは...自分で言うのもアレだけど、レベルの高い剣技だったからじゃない?」

「...それでか...。」

  ISの恩恵を使わずとも繰り広げられた高度な剣技による戦闘。
  やはり、そういうのもなかなかに興奮するものだったようだ。

「...いい戦いだった。...同じ打鉄だったら負けてたな。」

「そうかなー?篠咲君なら、それでも勝ちに来てたと思うけど...。」

  そんな会話をしながら、二人は試合会場を後にした。












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