暁 〜小説投稿サイト〜
提督していない提督による騒がしい日常
大佐が釣りをすると何かおかしい中編
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り傷を作りながら笑っていた
俺はすぐ近くにあるベンチを指さしながら
「ほらそこにあるベンチに座れ」
「え?擦り傷だから大丈夫だって」
「ダメだ、はよ座れ」
「ちょっと痛いなぁー」
「人事みたいに言ってんじゃねぇ」
俺は飛龍をベンチに座らせてから
腰に付けてるポーチから消毒などを取り出した
「いつも持ってるよね」
「お前とか401が怪我するからもってるんだよ」
「えへへー面目ない」
「ほら消毒すっから染みるぞ」
飛龍の顔をみるとすこし涙ぐんでた
絶対に泣くなよ、そんな顔は見たくない
「ガーゼ貼ったから風呂のとき以外剥がさないように、風呂でたらまた貼るからな」
「はぁーい」
帰ったらイ級を料理しなきゃいけねぇんだった
そんなことを思い出しながら
とりあえず鎮守府に帰っていった
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