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カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:10 記憶の扉
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今のように高いパワーを持つユニット相手ならなおのこと
「賭けに出たわね、本城」
必要なシールドは35000、それを引き当てることが出来るかどうか
「1枚目!」
スチームスカラー ジジ、シールドは5000
「2枚目!」
スチームファイター ナンネア、これもシールド5000
「3枚目!」
スチームメイデン アルリム、完全ガードだが
「くそ!」
アルリムの能力発動条件は手札からガーディアンとして出た場合、それ以外では能力は使えない、となると
「あと、25000、たった2枚で引き当てるのは無理だ」
残りの2枚はキラキラ・ワーカーとスチームバトラー マシュダ、何とかあと5000までこぎつけたが
「これ以上手札を切れば次のターンの攻撃はつらいはず」
「スチームブレスでガード!」
「えっ!?」
ガードに切った、それもストライドのコストとして有用なスチームブレス
そんなことをすれば本当に攻撃がつらくなるはずだが
「エメルアンナの更なるスキル、ナンネアをバインドしてマシュダを2枚山札へ」
「ターンエンドよ………」
「スタンドアンドドロー!」
「手札がありゃ十分だ、クロノファングにはあのスキルがある」
ハジメは以前タイガとファイトした時のことを思い返していた
そう、その時のファイトで決め手となったスキル
「メーザーギア・ドラゴンをバインドしてジェネレーションゾーン開放」
「その手があったわね」
クロノファング・タイガーはジェネレーションブレイク2を達成すれば手札1枚をバインドすることでストライドが可能になる
が、Gゾーンに手を伸ばした途端、タイガの頭に電流が走ったような感覚が
「な、なんだこの感覚は………」
タイガの頭の中に映るのは誰かの記憶
まるで誰かの中から見ているかのような不思議な感覚
頭の中に流れてくるは悲しみと、喪失感
「なんだ、いったい何が」
「………城、本城!」
自分を呼ぶ声に気付きハッとなるタイガ
既にヴァンガードサークルにはバインドタイム・ドラゴンのカードが置かれている
「っと、悪い悪い、続けるな」
自分の身に何が起こったのか気になったタイガだが今はファイトに集中だ
「ナンネアをコール、そのナンネアでブーストしたバインドタイム・ドラゴンでヴァンガードにアタック!スキル発動」
ウル・ワタルをバインドするタイガ
バインドタイム・ドラゴンの効果はバインドゾーンのカードの数だけ相手リアガードを山札の下に、つまり
「一気に3枚………しまった」
今リアガードにいるのはそのほとんどがメグミの戦術を支えるカードたち
しかも今、メグミの手札に次のターンのアタックに使えそうなユニットはない
「レイテを残すわ」
レイテを1枚だけ残し残りを山札の下へと置くメグミ
「まだスキルは続くぜ、カ
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