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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜簒奪王〜
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「フム……私も一体何があったのか非常に気になって来たな…………」

クレアの様子を見たアリサは驚き、ラウラは考え込みながらクレアを見つめた。

「ん?クレアを口説いた方法か?昨夜、そいつに”真の主”が俺である事をそいつの身体にベッドの上で教え込んでやっただけだ。」

「ヴァイス様!!」

そしてヴァイスの答えを聞いたクレアは顔を真っ赤にして怒鳴り

「ベ、ベッドの上で身体に教え込んだってまさか…………」

アリサは顔を真っ赤にしてクレアを見つめ

「―――要するにヴァイス様はクレアさんを昨晩抱いて、あのクレアさんを骨抜きにしたって事ですわ♪」

「ア、アルフィン!?」

「お願いしますから、もうこれ以上はお止め下さい、アルフィン皇女!!」

「………………」

からかいの表情で言ったアルフィン皇女の言葉を聞いたセドリック皇子は顔を真っ赤にして慌て、クレアは顔を真っ赤にして怒鳴り、その様子をラクリールは同情の視線でクレアを見つめていた。するとその時その場は凍った!



「だ、抱く!?それってま、ままままま、まさか…………!?」

そして我に返ったメアリー教官は顔を真っ赤にして慌て

「あ、ありえねえ………敵だった相手に短時間でそんな関係になった上、裏切らせるなんて滅茶苦茶だ…………」

マカロフ教官は信じられない表情をし

「まあ……………」

「え、え〜と…………」

プリネは頬を赤らめて目を丸くし、ツーヤは表情を引き攣らせ

「ハア…………」

「ある意味大物だな……」

「フフ…………」

レーヴェは呆れた表情で溜息を吐き、ヴィクターは驚きの表情でヴァイスを見つめ、リアンヌは微笑んでいた。

「……………………」

一方ミリアムは口をパクパクさせて絶句し

「…………………」

サラは口を開けて固まっていたが

「ア……アハハハハハハハッ!あの機械女がよりにもよってそんな方法で”鉄血宰相”を裏切ったなんて!?こりゃ傑作だわ!!」

やがて腹を抱えて大声で笑いだした!

「いや〜、ある意味凄いわね♪あの機械女をそんな僅かな時間で口説き落とすなんて♪一体どんな手を使ったのかしら〜?」

そして口元をニヤニヤさせながらヴァイスを見つめて尋ね

「フッ……後で教えてやろうか?」

尋ねられたヴァイスは口元に笑みを浮かべて答え

「ヴァイス様!それ以上話したら許しませんからね!?」

ヴァイスの言葉を聞いたクレアはヴァイスを睨んだ。



「それにしてもあんたがそんな事になるなんてねえ?世の中何が起こるかわからないわね〜?さすがの”氷の乙女(アイスメイデン)”も情事に関しては冷静な対応や計算もできなかったようねえ?
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