その頃 火星側では 3
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ハイヴ跡の軍事基地にはある程度の人材も派遣しているのだ。
これは世界的にも見ても日本が未だに国連理事国入りを果たしたい為とまたそれと同時に現地の対BETA戦の実戦データと実戦経験を積む為に、日本の軍隊もある程度はやはり送り出しているのだ。
その最中に日本側のスパイが手に入れた、基地内部で作られている【巨大なMS】があるという情報は日本以外も他の各国も情報は手に入れられることができていたのだ。
ただしその巨大なモビルスーツの機体性能と武装データや設計図などはやはり条約に引っかかるために事実上はその機体の作りかけの状態ではあるが、【機体の写真】が複数毎手に入れられることができたのだ。
だからこそ、日本側としてもサトシがなぜ今の時期に日本にやって来て交渉をしたいという真偽を測りかねていた、そのために事実上はサトシ達の行動をジャマされないようにするために、護衛の意味もこめて京都の町に護衛の者達を潜ませているのだから。
またこの情報は各国もつかんではいたが、元々重要度は【巨大モビルスーツの完成】という重要度に比べると余りにも低かった。
確かに各国は本人に直接聞けば答えてくれるかも知れないが、だがその代わりにそれに見合った対価を
支払うのは分かりきっているために、中々手が出せなかったのだ。
現にフランス政府は一時期に戦術機用の中距離武装として【巨大な槍】を開発していたが、それも試作品として実験部隊に回されて使ったが。
確かに槍はフランス政府にしてみれば使いやすい性能では有ったが、だが同時に問題も発生していたのだ。
元々戦術機は戦闘機から発生・開発した物であり、アメリカの思想があるために元々は長距離の武装を装備して戦う為の機体である、
つまり試験部隊の機体は色々と元になった機体をさらにいじっている機体であるために、槍を持って戦えてはいたが。
だが普通の部隊の戦術機にそれを持たせて戦えば、確かに戦えるが、槍の反動によって腕のジョイント部分が壊れたり、下手をすると手の部分が壊れてしまうという結果になりえたのだ。
そのためか日本が火星政府と軍隊と取引したという情報を持っているフランスはかつての試作した槍の兵器に近い物を火星政府と軍に頼んだ結果、
F91のコスモバビロニア軍が使っていた、槍型の武装のデータと実物を渡してくれたのだ。
無論それに伴うある程度の情報や軍隊が使っていた最新鋭機の情報も渡す羽目になってしまったが。
だがフランス政府にしてみれば、この武装は自分達の理想の形であった上に、初期ジムの解析もある程度進んでいた為に。
第二世代型以降の戦術機の各パーツの強度も上がっているためにこの渡された武装をデ
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