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グランバニアは概ね平和……(リュカ伝その3.5えくすとらバージョン)
第62話:情報と金は使い方が肝心。
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な奴には、僕は嫌悪を感じるね。何度も言うが、マオが失敗しても僕は困らない……でも不愉快にはなるから僕の目に映る場所には生息しないでもらいたい。ゴキ○リの存在は認めても、視界に入ってきたら叩き潰すだろ?」
口調も表情も何時もの優しいリュカ様だけど、言ってる事は凄く怖い。
敵対する者は絶対に許さないって事だろうか?
マオの事は考えないようにした方が良いのだろう……きっと。
「……にしてもマオさんは結構、頭悪いんですね」
ウルフ殿が場の空気を変えるように明るい口調で話題を変えた。
正直助かったと思うけど、何を持ってマオの事を貶してるのだろうか?
「
凄
(
すげ
)
ー喜んで5万
G
(
ゴールド
)
を受け取ったけど、近々にホザックへ行かなきゃならないし、グランバニアで大量に買い物は出来ないと思うんだよね。……って事はだ、スパイ活動に必要な最小限な物だけを購入して、残った大金はホザックに持って行く事になる。でもホザックとは貨幣が違うから両替しないと使えないよね……大金を一挙に両替したら目立つよね? スパイとして絶対にやっちゃダメだよね!?」
昨晩に1万
G
(
ゴールド
)
、先程5万
G
(
ゴールド
)
……
この殆どが使用不可って事なの?
ええ〜……使えないお金ほど無意味な物は無いわよ!
「何度も言うけどリュカさんは性格悪いっすよね。マオさんはホザックで通常レベルの生活を送る為には、グランバニアのスパイとして活躍しなければならなくなる。6万
G
(
ゴールド
)
だけ受け取ってトンズラさせないなんて……性格悪すぎ!」
なるほどー!
あの女はこれから苦労し続けるんだ……
それを考えたら何だか気が晴れてきたわ。
そうよ……リュカ様の為に一生働けば良いのよ!
ユニSIDE END
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