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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
24:夏休みの宿題は、夏休み最終日にやるタイプでした。だから絵日記はフィクションです。
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が漂ってきた!
メルキドシールドを
ルビスからもらった袋
(
四次元ポケット
)
に仕舞い、慌てて外に出てみると……
見張り台から血相を変えたケッパーが近付いてきた。
「リュ、リュカさん! と、とうとう来ました!! ゴーレムです……巨大なゴーレムが現れました!」
「お前うるさい。みんな寝てるんだから、静かにしろよ。近所迷惑でしょ」
他の皆を脅えさせる必要もないし、ケッパーの口を左手で塞ぎ黙らせる。
ケッパーも俺の意を察したのか、口を塞がれながら力強く頷いた。
「お前は拠点内で待機してろ。万が一にもゴーレムが町を破壊してきたら、ピリン達を連れて逃げ出せ。持てるだけの食料と武器を持って……」
そこまで言い終えてケッパーから手を離すと、俺は鋼の守りの扉から拠点の外へと出る。
ギリギリだが決戦兵器が間に合った事に安堵して……
外へ出ると視線の先には大きなゴーレムの姿が確認できる。
……あれ? 思ってたより大きくね?
大ストーンマンよりも遙かに大きくね?
ヤバいよね? アレ、ヤバすぎるよね!?
やっぱ
ヒゲ
(
ロロンド
)
達を叩き起こして、一緒に戦わせよう。
だって皆で一緒に築いてきた町を守る戦いなんだから、俺一人だけ格好いい所を見せちゃ申し訳ないよね。
俺は踵を返して鋼の大扉に手をかける。
だがしかし……内側では気を利かせたケッパーが閂かなんかで施錠しやがった。
ガチャガチャ扉を揺すっても開かない。
アイツ後でぶっ飛ばす!
超ヤベェ、超怖ぇ!
よく考えたら“伝説のビルダー”って“伝説の勇者”とかに比べて、戦いとは縁遠い存在だよね。
え、馬鹿なの?
あの
女神
(
おんな
)
、馬鹿なの!?
前世でも“伝説の勇者”とかと言った特別な存在じゃなかったのに、俺に全てを託すって何?
そんな事を今更考えていると、動揺したのか火を噴く石像の射程内に体が入ったらしく、突然強烈な炎を浴びせられた。
間一髪の所で避けて体勢を立て直すと、目の前には巨大ゴーレムが大岩を振りかぶり投球モーションに入っていた。
イケメンビルダー大ピ〜ンチ!
リュカSIDE END
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