第七章
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「これ以上こそこそしたら警察に言う前にね」
どうするかというのだ。ラターナの言葉は強かった。
「警察に突き出すわよ。そうなれば只じゃ済まないわよ」
「そんな、警察って」
被害届けが受理されにくくてもだ。それでもだ。
本人が突き出されてその人間を逮捕しない警察はない。少なくとも真面目な警察ならだ。
ラターナもそのことがわかっている様だ。だからこそこう言ったのであろう、津田もチャーンも彼女のその言葉からこのことを察した。
そのラターナはだ。さらに言うのだった。
「逮捕されたい?どうなのよ」
「それだけは」
「そうでしょ。だったら下らないことは止めなさい」
相手に顔だけでなく身体も向けて左手を枯死にやってだ。ラターナは言う。右手にはバッグがあるがそれはもう武器にしか見えなかった。
その姿勢でだ。彼女は言うのだった。
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