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能力者たちが事件を起こしたり解決したりするようです
第九話 霊遥葵さんは今日もボロボロ
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て」

その指の2本目を立て

霊遥葵の最期を見ていた蒼髪の男は目を見開き、驚嘆の声をあげる

「地面が開いて…!?まさか…!」

霊遥葵達が地面に直撃する寸前、突然地面に現れた扉
そして霊遥葵達が入ると同時に閉じ、何も無かったかのように元通りになる

最後に三本目の指を立てる

「三人目でようやく…ここから逃がす事が出来る」

すかさず速水はナイフを抜き蒼髪の男に刃を構え突撃する

「我は...」

蒼髪の男の周囲に展開された水壁が突如歪み、速水ごと弾いた

速水は弾き飛ばされながらも空中で受身をとり地面に着地する
同時に星雅も着地し並んだ星雅と速水は須佐之男に各々の刃を向ける

「我は… 建速須佐之男(たけはやすさのお)也…」

建速須佐之男はゆっくりと面を上げる...

「貴様等の (めい)試させてもらおう!!」

新しいおもちゃを見つけた猫のように獰猛な笑みを浮かべる
叫びとともに野太刀を構え周囲にぶちまけられた水が須佐之男の周りを取り囲む

「往くぞ、強きものどもよ、我を楽しませろ!!」

「んじゃぁ星雅、お前は少し待ってろ」

「途中で交代してくださいよ?」

「わぁーったよ、お楽しみは...俺からだ!」
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