第五章
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なくとも日本ではそうだ。それで何度も問題を起こしている。
「被害が出てから動くんだよ」
「それじゃあ遅いですよね」
「だからね。警察はね」
津田は日本でのことからチャーンに話す。
「インドネシアがどうかは知らないけれどね」
「うちの警察も。そう言われると」
「頼りにならないんだね」
「おそらく日本以上に」
頼りにならないというのだ。インドネシア、このバリ島の警察も。
「観光地なんで酒場とかでしょっちゅう騒動が起こりますからね」
「そちらに忙しくてだね」
「はい、そうしたストーカーについては」
どうしてもだ。注意が行かないというのだ。
「そうなると思います」
「そうか。じゃあどうしたものかな」
「ラターナちゃん自身にお話しますか?」
「そうしようか」
こうした話をしてだ。そのうえでだ。
津田はその日も店に帰った。そうしてだ。
チャーン、この日も別の女の子と遊んでいる彼と共にだ。ラターナ自身にそのストーカーのことを話したのだ。のめり込んでいる相手のことはどうしても心配になるからだ。
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