暁 〜小説投稿サイト〜
侮ると怖い
第五章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
なくとも日本ではそうだ。それで何度も問題を起こしている。
「被害が出てから動くんだよ」
「それじゃあ遅いですよね」
「だからね。警察はね」
 津田は日本でのことからチャーンに話す。
「インドネシアがどうかは知らないけれどね」
「うちの警察も。そう言われると」
「頼りにならないんだね」
「おそらく日本以上に」 
 頼りにならないというのだ。インドネシア、このバリ島の警察も。
「観光地なんで酒場とかでしょっちゅう騒動が起こりますからね」
「そちらに忙しくてだね」
「はい、そうしたストーカーについては」
 どうしてもだ。注意が行かないというのだ。
「そうなると思います」
「そうか。じゃあどうしたものかな」
「ラターナちゃん自身にお話しますか?」
「そうしようか」
 こうした話をしてだ。そのうえでだ。
 津田はその日も店に帰った。そうしてだ。
 チャーン、この日も別の女の子と遊んでいる彼と共にだ。ラターナ自身にそのストーカーのことを話したのだ。のめり込んでいる相手のことはどうしても心配になるからだ。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ