暁 〜小説投稿サイト〜
侮ると怖い
第一章
[2/2]

[9] 最初 [2]次話
を組み切実な顔になって述べた。
「絶対にな」
「だからですよ。私もです」
「いいことだ。ではだ」
「バリ島に行ってきます」
「仕事の方も頑張ってくれよ」
 津田は一応仕事も出来る。このことは確かだった。こうしてだった。
 彼はすぐにバリ島に入った。その風光明媚な観光地でだ。彼は課長待遇となった。
 現地に入ると早速働きだす。しかしそれと共にだ。現地のスタッフに尋ねることも忘れていなかった。その尋ねることはというと。
「いいお店あるかな」
「いいお店といいますと」
「食べるお店ですか?」
「ははは、食べることもいいけれどさ」
 実に流暢な日本語で返すスタッフ達にだ。彼は言うのだった。
「あれだよ、あれ。あれといえば」
「ああ、お酒ですか」
「いいお店がありますよ」
「女の子がいるお店だよ」
 まさにそうした店をだ。探しているというのだ」
「あるかな、何か」
「ありますよ」
 すぐにだ。スタッフの一人が答えてきた。
[9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ