キリトのデュエルと違和感
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を離れた。
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ユキと買い物を済ませた後、六十四層の《エグゼブル》の家でゆっくりとしていた。俺はいつもどうりの座布団に座り、その横でユキは俺の肩に頭を預けている。
「ゲツガ君、カッコ良かったよ」
「いきなりなんだよ」
「今日、斧使いとの戦いのとき、とってもかっこよかった」
「そうか?」
「うん」
「じゃあ、明日はもっとがんばらないとな」
「頑張ってね、ゲツガ君」
「ああ」
そう言ってからちゃぶ台の上にある湯のみを取りお茶を飲む。
「ゲツガ君、もしも負けたら私の部下になるっていうことなのかな?」
「そうなんじゃないか?俺より入るのも早かったし、幹部なんだろ?」
「うん、じゃあゲツガ君にいろいろな命令が出来るわけかー」
「なんか身の危険を感じるんだが……」
「気のせいだよ」
そしてユキは立って後ろから抱き付いてくる。
「私はゲツガ君がこの世界の最強と思ってるよ」
「何でそんなこといえるんだ?ヒースクリフのほうが最強って言われてるだろう」
「そんなの関係ないよ。ゲツガ君は私の勇者だもん。勇者は最強なんだよ」
「そんなもんなのか?」
「そうなの」
「そうか……じゃあ、明日のためにもう寝るか」
「えぇー!早いよー!」
駄々をこねるユキの口を自分の口でふさぐ。そして、離してから言う。
「明日はベストコンディションで行きたいんだ」
「……わかった」
「ありがとう」
そう言ってから、ユキとともに寝室に入る。明日は確実に勝つ。そう自分に言い聞かせてから眠りに付いた。
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