キリトのデュエルと違和感
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ンクラブは貴様を応援してるぞ!斧使い!」
「ホワイトバレット!!あんな奴、瞬殺してやれ!」
六十秒間でコロッセウムから出てきた観客も新しいデュエルを見つけて見物に来る。そして、ようやくタイマーがゼロになって試合が始まった。
「セイヤァァァァァァァ!!」
飛び出したのは斧使い。俺に向けて、両手斧を振り下ろしてくる。それを軽くかわして、距離を取る。
「避けてんじゃねえ!腰抜け!!」
「いや、受けたらお前がぶっ飛ばされるし」
「いちいちウルセーんだよ!!」
もう一度突っ込んでくる。今度は避けずに、両手剣で受け止める。ガキーンと火花を散らすが両手剣は構えた場所からピクリとも動かなかった。
「うおおおおお!!」
両手斧使いはさらに力を加えてくるようだが、筋力値は自分のほうがまだ高いため動かない。
「どうした?それが全力か?」
「ウルセー!調子こいてんじゃねえ!」
そう叫びさらに力を入れたように見えるが、まったく両手剣は動かない。
「じゃあ、そろそろ吹っ飛ばすか」
そう言って、両手剣を傾けて、両手斧を流す。斧使いはいきなりのことで体制を崩す。素早く相手の腕を掴み、空に向かって投げ飛ばす。
「うらぁぁぁ!!」
「ぎゃああああ!!」
叫びながら飛んでいく両手斧使いを見送る。そして両手剣を斧使いに向けて構える。ようやく落下し始めた斧使いは、食らわないように両手斧のソードスキルを使用する。赤く光った刀身をゲツガに向けて振り下ろす。
「死ねぇええええええええ!!」
そこに両手剣の渾身の一撃で両手斧を破壊してその斧使いごとぶった斬る。それを食らった。斧使いはHPが半分になり、デュエルが終了する。さっきの武器殺しを見た観客はすごい等の言葉を言っていた。
「何で……この俺が……」
「イヤー、なかなか頑張ったほうだな、お前。最後のソードスキルは良かったぞ。ああしたらほとんどのプレイヤーはビビってそのまま落ちてくるからな」
そう言ったあと、斧使いの耳元で言う。
「ついでにユキと俺は結婚してるから、もうユキに言い寄るなよ。ついでに結婚してることは秘密な。黙っててくれたらさっきの武器の代わりに、いい斧やるぜ」
「本当かよ!!ユキさんとお前がけっこグフゥ!!」
喋りそうになったので腹を殴って黙らせる。
「言ったよな?黙ってろって……今度喋ろうとしたら両手剣で斬るからな」
「は、はい……」
「よし。じゃあどうする?」
「わかった。もうユキさんに言い寄らねえ」
「よし、交渉成立だ。それじゃ、七十四層のレア武器の斧をやる」
そう言って斧使いだった奴に斧を渡してから、ユキを連れてその場
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